【ブンデス日本人の現地スタメン予想】香川、長谷部、大迫、武藤、宇佐美、酒井は先発。原口はベンチスタートか。

2017年01月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

原口は好調のライバルの勢いに押され気味で…。

前半戦は精彩を欠いた香川や宇佐美は今冬のキャンプで好調をアピール。失った信頼を取り戻す意味でも、今節は大事な一戦だ。(C)Getty Images

 1月20日に開催されるフライブルク対バイエルン戦(17節)を皮切りに、中断期間に入っていたブンデスリーガがいよいよ再開される。
 
 再開に先駆けて、専門誌『キッカー』が全9試合のスタメン予想を掲載。日本人選手は8人中6人が先発で、2人がベンチスタートだった。
 
●香川真司(ドルトムント):先発
ウインターブレイク中に行なわれたテストマッチ3試合はいずれも先発。PSV戦(1月7日)ではゴールを挙げるなど、少しずつ調子を上げている。精彩を欠いた前半戦の失地回復を果たしたい。
 
●長谷部誠(フランクフルト):先発
前半戦で4位と躍進したフランクフルトの大黒柱。3-4-3のセントラルMFでの先発が有力視される。圧倒的な爆発力を誇るRBライプツィヒの攻撃陣をどう封じるか。
 
●大迫勇也(ケルン):先発
主砲アントニー・モデストのパートナーとして、絶対的な地位を確立。アシストを連発していたサイドアタッカーのマルセル・リッセが欠場予定だけに、フィニッシュだけでなくチャンスメーカーとしての働きも求められる。
 
●武藤嘉紀(マインツ):先発
右膝の故障で昨年9月から戦列を離れていたものの、今冬のキャンプで本格的に戦列に復帰。出場停止のジョン・コルドバに代わって、CFで起用される見込みだ。
 
●宇佐美貴史(アウクスブルク):先発
マヌエル・ダウム監督が就任した15節のボルシアMG戦で今シーズン初先発を果たし、年明けのAZとのトレーニングマッチでは先制点をマーク。前半戦でリーグワースト2位(13得点)に終わった得点力不足解消の切り札として、小さくない期待を寄せられている。
 
●酒井高徳(ハンブルク):先発
マルクス・ギスドル監督就任後はボランチで起用されていたが、2-1で勝利した16節のシャルケ戦で右SBに戻り、今節(ヴォルフスブルク戦)も同じポジションでの先発が予想される。
 
●原口元気(ヘルタ・ベルリン):ベンチスタート
無得点に終わった前半戦は不完全燃焼。好調のヴァレンティン・シュトッカー、アレクサンダー・エスバインの勢いに押され気味で、先発の地位が揺らぎつつある。テストマッチのマジョルカ戦(1月11日)と同様、ベンチスタートが有力だ。
 
●内田篤人(シャルケ):ベンチスタート
右膝の負傷が癒えて、昨年12月のELレッドブル・ザルツブルク戦で実戦復帰。年明けのスペイン合宿でも順調な仕上がりを見せていたが、ドイツに戻った直後に内転筋を痛めた。『キッカー』誌はベンチスタートと報じているが、『デア・ヴェステン』紙によれば「シャルケはインゴルシュタット戦のメンバーには入れないことを決定した」という。
 
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