モナコの「アンリ2世」がドルトムント香川の同僚に?

2017年01月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

爆発的なスピードとパンチの利いたシュートが売り。

今シーズンはCL出場を果たすなど充実の一途を辿るエムバペ。ビッグクラブへのステップアップも時間の問題か。(C)REUTERS/AFLO

 ドルトムントがモナコに所属するフランスU-19代表FWキリアン・エムバペの獲得を目指しているようだ。ドイツの複数のメディアが報じている。
 
 現在18歳のエムバペは「ティエリ・アンリ2世」と称される快足アタッカーで、爆発的なスピードとパンチの利いた右足のシュートが売り。16年2月にクラブ史上最年少となる17歳62日でトップデビューを果たし、2年目の16-17シーズンは12試合に出場して3ゴールをマークしている。

 まだA代表歴こそないが、キングスレー・コマン(バイエルン)やウスマンヌ・デンベレ(ドルトムント)らとともに、未来のフランス代表を牽引しうる存在として大きな注目を集めている。
 
 ドルトムントがここにきてエムバペをリストアップしたのは、FWアドリアン・ラモスの去就と無関係ではないだろう。このコロンビア代表に対しては中国スーパーリーグの重慶力帆から移籍金1200ユーロのオファーが届き、すでに大筋で合意(今シーズンいっぱいはグラナダへレンタル移籍とも)。近日中にも退団が正式発表される見込みだ。
 
 ラモスを失えば、本職がピエール=エメリク・オーバメヤン1人となるCFの補強は急務で、エムバペの獲得に本腰を入れても不思議はない。

 この新進気鋭のアタッカーが加入することになれば、香川真司とっても少なくない影響をもたらしそうなだけに、今後の動向に注目だ。
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