【柏】ブラジリアン3トップ「CDR」が誕生!?ハモン・ロペス「僕らには特権がある」

2017年01月15日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「目と目が合えばうまく連係が図れる」

R・ロペスはスピードと力強いドリブルが特長。CFとウイングのいずれも対応できるはずだ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 柏レイソルの新体制発表会が1月14日、柏市民文化会館で行なわれた。
 
 仙台から柏に加入したR・ロペスは「チャンピオンになって喜びを分かち合いたい」と、新シーズンに向けて意気込んだ。
 
 昨季10得点を決め、目覚ましい活躍を見せたブラジル人アタッカーは、移籍を決断した理由を以下のように語る。
 
「レイソルが目指している目標と自分の目標が一致した。レイソルはチャンピオンになることを目標に掲げている野心的なチームです。そのチームの一員となって、これまでのキャリアで成し得なかったタイトル獲得を実現するため。それが一番の理由です」
 
 タイトル獲得のために鍵となるのが、攻撃陣の活躍だろう。柏の前線には、ディエゴ・オリヴェイラ、クリスティアーノといったブラジル人選手が揃う。
 
 ここにR・ロペスが加わったことで、J屈指の豪壮な陣容となっている。破壊力抜群のブラジル人3トップを構成することも可能だ。
 
 R・ロペス本人も、強力3トップ構築に自信を覗かせる。
 
「自分も同じブラジル人で、ピッチ内では言葉を使わずとも、目と目が合えばうまく連携が図れるはず。僕らにはサッカー観が合うといった特権がある。もし仮に、コンビネーションがうまくいかないことがあったとしても同じ言語を喋れるということで、彼らとはその都度、話をすることで解決していけるだろう。だから連係ということに関して心配はしていません」
 
 同じブラジル人だからこそ、独特のリズムやパスのテンポなど感覚的に分かり合える部分があるのかもしれない。クリスティアーノ、D・オリヴェイラ、R・ロペスは共鳴するか。ブラジリアン3トップ「CDR」の誕生に胸が躍る。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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