マンCの主要キャストを一斉評価! 前半戦の寸評&貢献度査定

2016年12月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

MVPは危険なクロスを連発したこの男!

CLを含めれば、すでに11アシストを記録したデ・ブルイネ。いまやグアルディオラ率いるシティの絶対的な軸だ。 (C)Getty Images

【寸評&貢献度査定】※貢献度は、S=特大 A=大 B=中 C=小 D=極小

前半戦MVP
■ケビン・デ・ブルイネ(MF) 貢献度「S」 
プレミア成績/16試合・2得点・9アシスト
 密集地帯を苦にしない高度な技術で速攻の起点となり、バイタルエリアでは敵の急所を突くクロスでアシストを量産。CLバルセロナ戦で決めた直接FKは圧巻だった。

■セルヒオ・アグエロ(FW) 貢献度「A」
プレミア成績/12試合・10得点・0アシスト
 ゴールという目に見える結果で周囲の要求に応えた一方、ラフプレーで二度の出場停止処分(計7試合)を科されたのは、反省材料だ。
 
■ラヒーム・スターリング(FW) 貢献度「S」
プレミア成績/15試合・5得点・3アシスト
 グアルディオラの信頼が、燻っていた才能に火をつけた。自信を取り戻したスピードスターは積極果敢な仕掛けで決定的な仕事を連発。
 
■ノリート(FW) 貢献度「B」
プレミア成績/13試合・4得点・2アシスト
 好不調の波はあったが、随所で輝きを放つ。CLを含めて5ゴール・3アシストは及第点だ。
  
■ダビド・シルバ(MF) 貢献度「A」
プレミア成績/15試合・1得点・3アシスト
 ボールサイドに頻繁に顔を出し、ポゼッションスタイルの中心に君臨。タイミング、強さ、コースの三拍子が揃ったラストパスも健在だ。
 
■フェルナンジーニョ(MF) 貢献度「S」
プレミア成績/14試合・1得点・1アシスト
 際立つのは、攻守両局面における的確なポジショニングだ。卓越した戦術眼で指揮官の要求に応え、バランサーとして不可欠の存在に。
 
■トゥーレ・ヤヤ(MF) 貢献度「D」
プレミア成績/6試合・2得点・0アシスト
 復帰後のプレーは評価に値するも、代理人の監督批判でほぼ戦力外となり、小さくない失望に。
 
■イルカイ・ギュンドアン(MF) 貢献度「A」
プレミア成績/10試合・3得点・1アシスト
 怪我で出遅れながら、フィットネスが戻ってからは持ち前のパスワークと推進力を存分に発揮。フィニッシュワークも冴え渡る。悔やまれるのは、16節ワトフォード戦の怪我。右膝十靭帯を痛めてシーズン絶望に。
 
■ジョン・ストーンズ(DF) 貢献度「B」
 依然として状況判断に課題は残すものの、ビルドアップの局面で見せる足下の技術と広角のパスは、さすがのひと言。信頼を勝ち取る。
 
■アレクサンダル・コラロフ(DF) 貢献度「B」
プレミア成績/16試合・1得点・1アシスト
 本職の左SBだけでなく、CBとしても存在感。スピード不足は気になるものの、左足の正確なパスとフィードで違いを生み出している。
 
■クラウディオ・ブラーボ(GK) 貢献度「C」
プレミア成績/14試合・17失点
 敵のプレスを受けても動じず冷静にパスを捌き、ビルドアップで貢献するも、肝心のセービングは今一つで失点を重ねた。
 
※ワールドサッカーダイジェスト2017.01.05号より加筆・修正
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