ヴァーディー欠場の穴を埋めるのは岡崎だ! 地元紙が「次戦は先発濃厚」と伝える

2016年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

最も起用の可能性が高いのは岡崎と…。

ベンチスタートとなることが少なくない今シーズンの岡崎。それだけにエース不在は自身にとっては絶好のチャンスとなりそうだ。 (C) Getty Images

 レスターは12月26日に行なわれるプレミアリーグ18節のエバートン戦で、累積警告と退場処分のペナルティーとして、クリスティアン・フクスとロベルト・フート、そしてジェイミー・ヴァーディーという主力3選手を欠く。これを受けて、地元紙『レスター・マーキュリー』は特集を組んだ。
 
 その特集は、『エバートン戦の先発に誰を入れるべきか?』というもので、とりわけ前節のストーク戦で相手選手に危険なタックルを見舞い、3試合の出場停止処分を受けたヴァーディーの代役に誰を据えるべきかを大きく取り上げている。
 
 ヴァーディー不在の最前線で最も起用される可能性が高いと紹介されたのが、イスラム・スリマニ、そしてプレミアではここ4試合連続ベンチスタートの岡崎慎司というコンビだ。
 
 同紙は、「スリマニと岡崎は、9節のクリスタル・パレス戦でともにプレーをして、良いパフォーマンスだった」とし、指揮官のクラウディオ・ラニエリもこのコンビを選択するだろうと伝えた。ちなみにその試合で岡崎は、今シーズンのリーグ戦初得点を決めている。
 
 また、同紙は前節のストーク戦で今シーズン初ゴールを奪ったレオナルド・ウジョアについても触れている。今シーズンは公式戦で先発出場が一度もなく、冬の移籍市場での退団も噂されているウジョア。同紙は「ヴァーディーの欠場はチャンスで、出場機会に恵まれれば、自らの価値を証明する絶好の機会になるだろう」とした。
 
 しかし、ウジョアとスリマニはプレースタイルが似ているため、同時起用は考えにくい。また、アーメド・ムサとデマライ・グレイの快速アタッカーは、いずれもサイドで起用されることが多いため、岡崎の先発入りは濃厚と言えそうだ。
 
 ヴァーディーの欠場でチャンスが回ってくる可能性が高まった岡崎。チームは1週間で3試合を消化するハードスケジュールに突入するため、その存在を高めることができれば、岡崎の立ち位置も変わってくるはずだ。
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