モウリーニョの意向を受けたマンU、総額261億円でグリエーズマンら4選手の獲得を狙う!

2016年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウリーニョのトップターゲットはグリエーズマンか

ユナイテッドのトップターゲットなっているグリエーズマンだが、「僕はアトレティコで幸せだ。ここを離れたくない」と話しており、移籍に前向きではないと伝えられている。 (C) Getty Images

 今夏の移籍市場で総額1億5725万ポンド(約209億円)を費やし、ポール・ポグバやヘンリク・ムヒタリアンなどを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。こうした大型補強戦略は次の冬と夏の市場でも続くと、英高級紙『テレグラフ』が報じた。
 
 同紙は指揮官のジョゼ・モウリーニョがチームに革命をもたらすために、ニ度の移籍マーケットで、クラブ史上最高となる総額1億8000万ポンド(約261億円)以上の資金を投じて、4選手の獲得を目論んでいると伝えた。
 
 モウリーニョがクラブに獲得を申し出た4選手は、フランス代表FWのアントワーヌ・グリエーズマン(A・マドリー)、スウェーデン代表DFのビクトル・リンデロフ(ベンフィカ)、ポルトガル代表DFのネルソン・セメド(ベンフィカ)、フランスU-21代表MFのティエムエ・バカヨコ(モナコ)だという。
 
 今冬はまず、マルコス・ロホやクリス・スモーリングなど不安定なCB陣をテコ入れをするため、リンデロフを3800万ポンド(約55億円)で獲得する予定で、すでに交渉も開始しているという。
 
 また同紙は、人気銘柄でもあるグリエーズマンに関しては、来夏の目玉として迎え入れると予測。A・マドリーとの契約を21年6月まで残しているフランス代表FWの違約金が8400万ポンド(約121億円)に到達しているものの、「ユナイテッドは高額でも支払う努力を惜しまない」と綴っている。
 
 さらにユナイテッドは来夏に、当たり負けしない体格を利したプレーが持ち味のバカヨコに3500万ポンド(約51億円)、攻撃的右SBのセメドに2500万ポンド(約36億円)を費やす算段だという。
 
 ここ数シーズンは大型補強を展開してきたユナイテッド。今後もポルトガル人指揮官が満足するチームを作り上げるために、大規模な投資を続けそうだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事