ボールポゼッションは8割近くに! 危なげなく大一番を制す。
序盤からライプツィヒを圧倒したバイエルン。思い通りの試合運びで勝点3を手に入れた。写真はチアゴによる先制ゴールの後。 (C) Getty Images
12月21日(現地時間)、ブンデスリーガ第16節が行なわれ、バイエルンは3-0でRBライプツィヒとの首位攻防戦を制した。
ブンデスリーガ4連覇中ながら、今シーズンはアンチェロッティ体制でやや安定しない戦いが続いていたバイエルンに対し、昇格1年目にして快進撃を見せ、一時は単独首位に立ったライプツィヒが、同勝点で迎えた大一番でいかなるプレーを見せるかが注目された。
試合は、ライプツィヒが仕掛け、これを王者が受け止めるという展開が予想されたが、意外にもバイエルンは試合開始直後から攻勢に立って、ここまで凄まじい勢いを見せてきたアウェーチームを圧倒する。
複数の選手が連動しながら長短のパスを自在に繋ぎ、わずかなスペースをうまく使って相手ゴールに迫るホームチームに対し、ライプツィヒは絞り込んだ守備ができず、たびたびピンチに晒された。
試合が動いたのは17分。ロッベンのパスを受けて右サイドを抜け出したラームがクロスを送ると、ニアでレバンドフスキが合わせる。これはポストを叩くも、はね返ったボールをチアゴが詰めて、バイエルンが早くも先制点を奪った。
さらにバイエルンは25分、ビダルのパスカットからレバンドフスキ→チアゴと横パスを繋ぎ、最後はスルーパスを受けたシャビ・アロンソがゴール左隅に流し込んでリードを広げる。
その直後にもD・コスタが得点機を得たバイエルンに対し、流れのなかでチャンスを作れないライプツィヒは、29分、CKでオルバンがフリーでヘディングシュートを放つが、ノイアーの好セーブに遭って同点とすることは叶わない。
その1分後には、バイエルンのカウンターを止めようと、ラームに背後からファウルを仕掛けたフォシュベリが一発退場。守勢のライプツィヒは、さらに数的不利まで強いられることとなった。
それでもアウェーチームは中盤で運動量を上げてボールを奪い、何とか相手ゴールに迫ろうとするが、バイエルンはこれを難なく抑えてしまう。
圧倒的優位に立った王者は、攻撃では無理をせず、パスを回しながら相手の隙を窺う。44分には、フンメルスの最後尾からの縦パスで抜け出したD・コスタがGKにチャージを受けてPKをゲット。これをレバンドフスキが決めて、3点リードで前半を終えた。
後半もバイエルンのペース。というより、ほぼワンサイドゲームとなり、大部分の時間帯で試合はライプツィヒ陣内で進んでいく。
52分にD・コスタのスルーパスで抜け出したレバンドフスキが決定機を迎えたのを皮切りに、65分に再びレバンドフスキ、79分にベルナト、81分にリベリが決定的なシュート。ライプツィヒDF陣の踏ん張り、GKグラーチの好守がなければ、大量得点差の試合となっていただろう。
さらに87分には、左サイドを攻略したリベリの強烈なシュートがクロスバーを叩き、その1分後にもレバンドフスキのパスを受けたベルナトが決定機を迎えるなど、最後までバイエルンは攻勢を続けた。
結局、ゴールは前半の3点に止まったが、8割近いボールポゼッションを記録したバイエルンが、全く危なげない戦いぶりで完勝。大一番で、新興チームに伝統クラブの貫録と強さを見せ付ける結果となった。
今シーズンもバイエルンの首位で前半戦を終えたブンデスリーガ。ここからウインターブレイクに入り、来年1月20日に再開される。
ブンデスリーガ4連覇中ながら、今シーズンはアンチェロッティ体制でやや安定しない戦いが続いていたバイエルンに対し、昇格1年目にして快進撃を見せ、一時は単独首位に立ったライプツィヒが、同勝点で迎えた大一番でいかなるプレーを見せるかが注目された。
試合は、ライプツィヒが仕掛け、これを王者が受け止めるという展開が予想されたが、意外にもバイエルンは試合開始直後から攻勢に立って、ここまで凄まじい勢いを見せてきたアウェーチームを圧倒する。
複数の選手が連動しながら長短のパスを自在に繋ぎ、わずかなスペースをうまく使って相手ゴールに迫るホームチームに対し、ライプツィヒは絞り込んだ守備ができず、たびたびピンチに晒された。
試合が動いたのは17分。ロッベンのパスを受けて右サイドを抜け出したラームがクロスを送ると、ニアでレバンドフスキが合わせる。これはポストを叩くも、はね返ったボールをチアゴが詰めて、バイエルンが早くも先制点を奪った。
さらにバイエルンは25分、ビダルのパスカットからレバンドフスキ→チアゴと横パスを繋ぎ、最後はスルーパスを受けたシャビ・アロンソがゴール左隅に流し込んでリードを広げる。
その直後にもD・コスタが得点機を得たバイエルンに対し、流れのなかでチャンスを作れないライプツィヒは、29分、CKでオルバンがフリーでヘディングシュートを放つが、ノイアーの好セーブに遭って同点とすることは叶わない。
その1分後には、バイエルンのカウンターを止めようと、ラームに背後からファウルを仕掛けたフォシュベリが一発退場。守勢のライプツィヒは、さらに数的不利まで強いられることとなった。
それでもアウェーチームは中盤で運動量を上げてボールを奪い、何とか相手ゴールに迫ろうとするが、バイエルンはこれを難なく抑えてしまう。
圧倒的優位に立った王者は、攻撃では無理をせず、パスを回しながら相手の隙を窺う。44分には、フンメルスの最後尾からの縦パスで抜け出したD・コスタがGKにチャージを受けてPKをゲット。これをレバンドフスキが決めて、3点リードで前半を終えた。
後半もバイエルンのペース。というより、ほぼワンサイドゲームとなり、大部分の時間帯で試合はライプツィヒ陣内で進んでいく。
52分にD・コスタのスルーパスで抜け出したレバンドフスキが決定機を迎えたのを皮切りに、65分に再びレバンドフスキ、79分にベルナト、81分にリベリが決定的なシュート。ライプツィヒDF陣の踏ん張り、GKグラーチの好守がなければ、大量得点差の試合となっていただろう。
さらに87分には、左サイドを攻略したリベリの強烈なシュートがクロスバーを叩き、その1分後にもレバンドフスキのパスを受けたベルナトが決定機を迎えるなど、最後までバイエルンは攻勢を続けた。
結局、ゴールは前半の3点に止まったが、8割近いボールポゼッションを記録したバイエルンが、全く危なげない戦いぶりで完勝。大一番で、新興チームに伝統クラブの貫録と強さを見せ付ける結果となった。
今シーズンもバイエルンの首位で前半戦を終えたブンデスリーガ。ここからウインターブレイクに入り、来年1月20日に再開される。