仙台の選手はMVPに誰を選んだのか? 投票結果と理由を公開

2016年12月21日 サッカーダイジェスト編集部

「阿部選手は主に守備面でチームを引き締めていた」(梁)

写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 2016年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人に今季のベストプレーヤー候補トップ3を選んでもらった。ここでは、ベガルタ仙台の5選手が選出したトップ3と投票理由を紹介する。
 
●梁 勇基 (MF)
1位▶阿部勇樹(浦和/MF)
2位▶李 忠成(浦和/FW)
3位▶中村憲剛(川崎/MF)
 攻撃的なプレーヤーが多い浦和で、阿部選手は主に守備面でチームを引き締めていた。李選手は先発でも途中出場でもしっかり結果を残した。中村選手は今季も得点によく絡んでいる。年齢の近い選手としても気になる存在。
 
●ハモン・ロペス (MF)
1位▶レオ・シルバ(新潟/MF)
2位▶柏木陽介(浦和/MF)
3位▶大島僚太(川崎/MF)
 攻守両面でチームを支え、ゴールまで奪えるL・シルバ 選手は「素晴らしい」のひと言。判断スピードに優れた柏木選手は視野も広い。大島選手は判断が速いうえに技術も高く、さらにダイナミックさも感じた。
 
●渡部博文 (DF)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶阿部勇樹(浦和/MF)
3位▶大島僚太(川崎/MF)
 パスにしっかりと合わせられる興梠選手には、DFとの 駆け引きを制する力がある。阿部選手のパスは予備動作や視線から読みにくいので、守る側は厄介。大島選手は的確なポジショニ ングで攻撃を組み立てられる。
 
●大岩一貴 (DF)
1位▶阿部勇樹(浦和/MF)
2位▶興梠慎三(浦和/FW)
3位▶柏木陽介(浦和/MF)
 3人とも年間勝点1位のクラブから。なかでも阿部選手 はプレーでも、それ以外の振る舞いでも存在感を放っていた。興梠選手は対戦して一番怖かったFW。柏木選手はパスやシュートで高い技術を見せつけられた。
 
●関憲太郎 (GK)
1位▶アデミウソン(G大阪/FW)
2位▶カミンスキー(磐田/GK)
3位▶豊田陽平(鳥栖/FW)
 アデミウソン選手はひとりで局面を打開できる。カミン スキー選手は、チームの最後尾から放っているオーラが印象的だった。同い年の豊田選手はゴール前で迫力を感じる。J1で5年連続ふた桁得点の偉業は素晴らしい。
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