「未来が訪れた」「鹿島がナシオナルを凍らせた!」――鹿島の歴史的勝利を各国メディアも報じる

2016年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ナシオナルの地元紙は「今後、議論となりそうだ」と伝える。

約3分間、ビデオをチェックしたのちに、PKの判定を下したカッサイ主審。このことを世界初の出来事として多くのメディアが取り上げている。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[クラブW杯準決勝] アトレティコ・ナシオナル0-3鹿島アントラーズ/2016年12月14日/吹田スタジアム
 
 クラブワールドカップ準決勝で鹿島アントラーズは、土居聖真、遠藤康、鈴木優磨の得点で、南米王者のアトレティコ・ナシオナルを下して日本勢初の決勝へと駒を進めた。
 
 このことは、世界のメディアも早速取り上げている。
 
 ナシオナルの地元紙『エル・コロンビアーノ』は、30分に西が倒されたプレーが、ビデオ判定でPKになり、33分の土居の得点が生まれたことについて「主審のヴィクトル・カッサイは前例のない決定を下した。判定の確認をしている時間など、今後議論の的となりそうだ」と伝えた。
 
 また、レアル・マドリーびいきの記事を掲載することで知られているスペイン紙『マルカ』も、「鹿島がナシオナルを"凍らせた"」と伝え、さらにアルゼンチン紙『オレ』は「未来がきた」と見出しをつけて、カッサイ主審の判断を「歴史的瞬間だった」と報じている。
 
 何はともあれ、アジア勢初となる夢の決勝進出を果たした鹿島。決勝の相手は、15日の19:30にキックオフされる「クラブ・アメリカ対R・マドリー」の勝者だ。

【クラブW杯PHOTO】ナシオナル 0-3 鹿島|南米王者に完封勝利、アジア勢初の決勝へ!
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