現地時間12月12日、フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は、レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドの２年ぶり４度目となるバロンドール(年間最優秀選手)受賞を発表するとともに、受賞候補者30人の最終得票数を公開した。
 
　2010年から昨年までFIFAと共同主宰だったバロンドールは、今年から世界中のジャーナリストたちが投票する元来の選出方法に戻って行なわれ、チャンピオンズ・リーグ（CL）とEURO2016の二冠に輝いたC・ロナウドが、他を圧倒する745ポイントを集めてのトップ選出となった。
 
　２位にランクインしたのは、バルセロナのリオネル・メッシ。2015-16シーズンに49試合で41得点というハイパフォーマンスでクラブをリーグ連覇に導いた貢献度が評価されたが、316ポイントを集めるに留まった。
 
　３位につけたのは、アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリエーズマン。CLとEUROの決勝で、C・ロナウドを擁するチームに敗れ、涙を呑んだことでインパクトを残せなかった。
 
　さらに2015-16シーズンのプレミアリーグで旋風を巻き起こしたレスターのメインキャストだったリャド・マハレズとジェイミー・ヴァーディーの２人は７位と８位にランクインし、ジャンルイジ・ブッフォン（９位）やズラタン・イブラヒモビッチ（13位）よりも高い評価を受ける結果となった。
 
　以下は、30名の最終順位と得票数だ。
 
１位：クリスチアーノ・ロナウド（745ポイント）
２位：リオネル・メッシ（316ポイント）
３位：アントワーヌ・グリエーズマン（198ポイント）
４位：ルイス・スアレス（91ポイント）
５位：ネイマール（68ポイント）
６位：ガレス・ベイル（60ポイント）
７位：リャド・マハレズ（20ポイント）
８位：ジェイミー・ヴァーディー（11ポイント）
９位：ジャンルイジ・ブッフォン（８ポイント）
９位：ペペ（８ポイント）
11位：ピエール＝エメリク・オーバメヤン（７ポイント）
12位：ルイ・パトリシオ（６ポイント）
13位：ズラタン・イブラヒモビッチ（５ポイント）
14位：ポール・ポグバ（４ポイント）
14位：アルトゥーロ・ビダル（４ポイント）
16位：ロベルト・レバンドフスキ（３ポイント）
17位：トニ・クロース（１ポイント）
17位：ルカ・モドリッチ（１ポイント）
17位：ディミトリ・パイエ（１ポイント）
20位：セルヒオ・アグエロ（0ポイント）
20位：ケビン・デ・ブルイネ（0ポイント）
20位：パウロ・ディバラ（0ポイント）
20位：ディエゴ・ゴディン（0ポイント）
20位：ゴンサロ・イグアイン（0ポイント）
20位：アンドレス・イニエスタ（0ポイント）
20位：コケ（0ポイント）
20位：ユーゴ・ロリス（0ポイント）
20位：トーマス・ミュラー（0ポイント）
20位：マヌエル・ノイアー（0ポイント）
20位：セルヒオ・ラモス（0ポイント）