【J2・J3入れ替え戦】金沢が2連勝でJ2残留。エースの中美が2ゴール

2016年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

PKで先制し、山崎のクロスに合わせて2点目。

古巣の栃木から2ゴールを奪った中美(38番)。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J2・J3入れ替え戦|第2戦]金沢2-0栃木/12月4日/富山
 
 J2金沢とJ3栃木によるJ2・J3入れ替え戦の第2戦が4日、富山県総合運動公園陸上競技場で行なわれ、金沢が2-0で勝利した。

 この結果、11月27日の第1戦(1-0で金沢勝利)と合わせて2戦合計3-0とし、金沢がJ2残留を決めた。
 
 金沢は引き分けでも残留が決まるこの試合で、34分に先制した。

 ロングボールを競り合った中美が、そのこぼれ球にいち早く反応。先にボールをコントロールして相手DFファウルを誘い、PKを獲得した。このPKを中美が自ら力強く突き刺して先制点を挙げた。
 
 さらに、中美は69分、山崎のクロスを右足で合わせて決定的な2点目をゲット。その後、栃木の宮崎が退場して数的優位に立ち、上手く試合をコントロールして勝ち切った。
 
 中美は「苦しい戦いになるのは分かっていたが、それでも受け身にならず泥臭くやろうと思っていた」。その言葉通りに最後まで走り抜いた。
 
 また、今季限りでの退任が決まっている森下監督は、「21位で入れ替え戦を2試合やりましたが、J2残留には変わりない。また来年、ぜひ大暴れをしてほしいと(選手たちに)伝えた」と声を絞り出した。
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