【ヤングなでしこ】高倉監督も想定外!? 途中出場・松原の2得点に「あそこまでやるとは」

2016年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

負傷の上野に代わり、後半から出場した松原が2ゴールをマーク。

後半頭から投入された松原が2ゴールを奪取。ベスト4進出に大きく貢献した。(C) Getty Images

[U-20女子W杯] 日本 3-1 ブラジル/11月24日/ポートモレスビー

 パプアニューギニアで開催されているU-20女子ワールドカップ準々決勝で、日本はブラジルを3-1のスコア以上に圧倒。終始、ブラジルを自陣に追い込んで力の差を見せつけた。

 この勝利の立役者となったのが、ここまであまり出番のなかった守屋都弥と松原志歩のふたりだ。守屋は前半終了間際の先制点と松原への1アシスト、松原は途中出場から2ゴールを奪って、勝利に大きく貢献した。

 まさに高倉麻子監督の采配がズバリ的中した形だが、守屋の先発起用に関しては次のように述べている。
「前に行く力が強いですし、調子も良かったので思い切って送り出した。期待に応えてくれたので良かったです」

 そして、松原は前半終了間際に負傷した上野真実に代わって急遽、後半開始からの投入となったが、高倉監督は「あそこまでやるとは思っていなかった。冷静にやってくれたと思うし、全員でボールをよく動かして、日本らしくプレーできたと思う」と、切り札としての活躍ぶりを称えるとともに、チームとして目指してきたサッカーが実現できたことへの手応えを語った。

 日本は11月29日に行なわれる準決勝で、ドイツ対フランス(同25日)の勝者と対戦するが、高倉監督は、「個人、個人が強いものを持っているので、簡単には勝てない。対策を練って準備したい」と話した。
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