【CLセビージャ 1-3 ユベントス|採点&寸評】ボヌッチが攻守で大活躍! バスケスは退場で試合を壊す…

2016年11月23日 豊福晋・白鳥大知

バスケス退場までは良い流れだったセビージャだが…。

序盤から試合を支配していたセビージャだが、36分のバスケス退場で流れが一変。逆転負けを喫した。(C) Getty Images

【セビージャ|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5
引き分けでもグループステージ突破が決まる状況の中、CBを3枚起用する慎重な布陣で挑んだ。前半は相手陣内に押し込み先制点を奪うも、36分のバスケスの退場で流れは一変。攻め込まれ続けて最後に失点し、悔やまれる結果に終わった。
 
監督 ホルヘ・サンパオリ 5
バスケスの退場は想定外。ボールを運べるビトーロをぶっつけ本番でCFに置くアイデアは評価できる。前の人数を削って守り切る意思を明確に打ち出したのは良かったが、結果的にチームは耐えきれなかった。
 
【セビージャ|選手採点&寸評】
[GK]
1 セルヒオ・リコ 5.5 
数的不利になってからは攻め込まれる場面が増えて3失点したが、彼に大きな責任があるとは言えない。
 
[DF]
24 ガブリエル・メルカド 6
攻撃参加は捨てる割り切りのよさで、対面のエブラとA・サンドロをケアし続け、縦への突破をほぼ許さなかった。82分のマンジュキッチへのタックルも見事だった。
 
23 アディル・ラミ 5.5 
マンジュキッチに試合の大半において仕事をさせず、フィジカルバトルでも主導権を握らせなかっただけに、最後の失点は悔やまれる。
 
21 ニコラス・パレハ 6.5
ラミとの連携でマンジュキッチを封じながら最終ラインを引き締め、中央から危険なチャンスを作らせず。9分の貴重な先制点は、難しいボールに対して思い切りの良さが実った。
 
18 セルヒオ・エスクデロ 6 
左サイドで存在感を見せ、その攻撃参加から多くのチャンスが生まれた。守備面でも厄介なクアドラードに対して慎重に対応し、エリア内に侵入させず。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページバスケスは不必要なファウルでチームを苦境に追い込んだ。

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