イブラの強烈ボレーに「腕が折れそうだった」と告白――サッカー界の注目コメント集①

2016年11月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

約2㍍の至近距離から…。

イブラヒモビッチの強烈なジャンピングボレーを右手1本で食い止め、思わず顔を歪めるトム・ヒートン (C)Getty Images

≪注目コメント①≫
「腕が折れそうだった」
 
【発言者】
トム・ヒートン(バーンリー/イングランド代表)
 
 プレミアリーグ10節(10月29日)、敵地でのマンチェスター・ユナイテッド戦で好守を連発したGKのトム・ヒートン。ユース時代を過ごした古巣との試合だっただけに、燃えていたのだろう。決定的なピンチを何度も防ぎ、61分には約2㍍の至近距離から放たれたズラタン・イブラヒモビッチの強烈なボレーを、右手1本で食い止めた。そのときの衝撃を語ったコメントだが、痛みの大きさを何より物語るのはセーブ直後の表情(写真)だ。どうやら、本当に危なかったようだ。
 
 
≪注目コメント②≫
「これからは他の奴にPKを任せるよ」
 
【発言者】
トーマス・ミュラー(バイエルン/ドイツ代表)
 
 アウクスブルクと対戦したDFBカップ2回戦で、PKを失敗。「今年は全然ダメ」と本人が漏らしたように、この1年で4本中3本をミスしており、ついにキッカーを辞退したいと申し出た。GKの動きを見極めてから蹴るキックが読まれつつあり、「ミスター・自信家」を自称するトーマス・ミュラーも、さすがに空気を読んだ?
 
 
≪注目コメント③≫
「シティに対して抱いているのは敬意だけだ」
 
【発言者】
トゥーレ・ヤヤ(マンチェスター・シティ/コートジボワール代表)
 
 ジョゼップ・グアルディオラ監督を批判した代理人の発言が原因で、開幕後に構想外となったコー トジボワール代表MFが、クラブ愛を改めて強調したうえで「試合に出たい」と切実な想いを口にした。もっとも、ペップ(グアルディオラの愛称)が求めていた代理人からの謝罪はなく、根本的な問題は未解決のまま。もうひと悶着あっても不思議はない。来年1月の退団は、いまだ避け難い状況だ。
 
※ワールドサッカーダイジェスト2016.12.01号より加筆・修正
 
 
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