【日本代表】「世代交代」というフレーズにピンとこない原口が語る“代表チームの在り方”

2016年11月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「ヨーロッパでは10代の選手がどんどん(試合に)出ています」

サウジ戦で1ゴールを決めた原口。(C)SOCCER DIGESET

[ロシアW杯アジア最終予選]日本 2-1 サウジアラビア/11月15日/埼玉
 
 これまで主力を担ってきた本田、岡崎など北京五輪組がスタメンから外れたサウジアラビア戦は、ひとつのターニングポイントとなるだろう試合だった。しかし、ロンドン五輪世代の原口は「世代交代」というフレーズをあまり気にしていない。
 
「年齢とか関係ない。30歳を過ぎていようが、20歳だろうが関係ない。良い選手が試合に出る。それが代表チーム」
 
 ただ、原口は同時にチームの底上げが必要だとも感じている。サウジアラビア戦に臨む前のサッカーダイジェストの独占インタビューでは、こう話していた。
 
「ヨーロッパでは10代の選手がどんどん(試合に)出ています。その意味で、日本は(世代交代が)遅いと思います。焦りはないですが、チームとしての底上げは必要ですね」
 
 年齢は関係ない──。そのコメントには、チームが強くなるうえで「10代の選手がもっと出てこい」というメッセージが込められているのかもしれない。

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