【日本代表】ライバルが本田や大迫でも、浅野は先発に向け「自信は常にある」

2016年11月13日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「自信を持ってプレーできれば、ゴールも奪える」。

「ゴール前で絡むシーンで、自分の中で何か掴めてきている」。サウジとの大一番で浅野は先発に抜擢されるか。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 11月15日のサウジアラビア戦(アジア最終予選)に挑む日本代表が、同13日、さいたま市内でトレーニングを行なった。
 
 ハリルジャパンで試合を重ねるごとに、着実に存在感を高めている浅野拓磨は、サウジとの大一番でスタメンが期待されているひとりだ。
 
 起用されるとしたら、右ウイング、あるいはCFか。いずれにせよ、浅野はいつ抜擢されてもいいようにスタンバイしている。
 
「まだ全然、分からないですけど、自分はスタートで出られるような準備は常にしていますし、どういう状況でピッチに送り出されても、やるべきことは変わらないと思います」
 
 スタメン奪取への「準備」は常にしている。では、「自信」はあるか?
 
「自信は常に持っています。スタメンでもし使ってもらえるなら、自分の特長をしっかり出せる準備はしています」
 
 試合に出れば、決定的な場面に絡むことが多くなってきた。「足りないところはまだまだたくさんある。勘違いしないように」と謙虚に語るアタッカーは、自らの成長に確かな手応えを感じているようだ。
 
「ゴール前で絡むシーンで、自分の中で何か掴めてきている。自信を持ってプレーできれば、ゴールも奪えると思う。今のところ、1試合に必ず1回はチャンスが来ている。それをモノにするために、良い準備をしたい」
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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