【Jリーグ最終節】浦和が引き分けるも川崎が敗れ年間1位を確定!

2016年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

引き分けに持ち込まれるも川崎が敗れ、浦和の年間1位が確定。

先制ゴールを挙げた柏木。浦和は引き分けたものの、川崎に勝点で上回り、年間1位の座を手中に収めた。(C) SOCCER DIGEST

[J1第2ステージ17節]浦和 1-1 横浜/11月3日/埼玉

 J1リーグは11月3日、第2ステージ17節の9試合が、13時30分からの一斉開催で行なわれた。

【写真を見る】浦和が年間1位を確定! 柏木が先制点をゲット

 埼玉スタジアム2002では、浦和レッズ対横浜F・マリノスの一戦が行なわれ、1-1のドローで終了。川崎がG大阪に敗れたため、浦和の年間1位の座が確定した。

 試合は、序盤から浦和がボールポゼッションで上回る展開。一方の横浜もやや引き気味の構えから堅実なディフェンスで徐々にペースを掴み始め、試合は膠着状態に入る。

 30分、浦和は右サイドの森脇がクロスを入れると、これをGK榎本がパンチング。このこぼれ球を拾った高木が右足で無人のゴールに押し込もうとするが、DFパク・ジョンスにヘディングでクリアされてしまう。

 40分、浦和はペナルティエリア右サイドでFKを獲得。これを高木が直接狙うが、GK榎本の好守に阻まれた。

 結局、前半は浦和が押し気味に進めながらも0-0で終了した。

 後半立ち上がり、まずチャンスを掴んだのは浦和。47分、CKから遠藤がヘディングで狙うが、Gk榎本の正面を突き、ゴールはならず。

 対する横浜は50分、齋藤がカットインからDFをかわし、フリーで決定的なシュートを放つが、GK西川がビッグセーブ。横浜も得点を奪うことができない。

 この時点で川崎対G大阪は2-0で川崎がリード。年間1位を勝ち取るには、勝利が必要になる浦和は58分、切り札の李を投入する。すると浦和は59分、関根が左サイドから崩すと、最後は逆サイドの駒井がミドルを放つが、惜しくも枠を外れた。

 さらに62分、再び左サイドから崩した浦和は、ペナルティエリア内から李が左足のシュート。しかし、これもGK榎本の好セーブに阻まれる。

 だが66分、浦和はついに待望の先制点を手にする。横浜に対し、波状攻撃を仕掛けた浦和はシュートのこぼれ球に柏木が詰めて、左足で押し込んだ。浦和が1点をリード。その直後、川崎はG大阪に2点差を追いつかれる。

 85分、横浜はカウンターからマルティノスが抜け出すと、左足を一閃。シュートはGK西川の手をすり抜け、ゴールネットを揺らす。横浜が同点に追いつく。

 浦和は90分、右サイドを抜け出した途中出場ズラタンのクロスに李が左足で合わせるが、シュートはGKの正面を突き、勝ち越しゴールとはならず。

 結局試合は1-1で終了。浦和は勝点1を積み上げた一方で、川崎はG大阪に敗れ、両者の勝点は浦和74、川崎72。これにより、浦和の年間1位が確定した。
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