岡崎、CL初のスタメン入りが濃厚!ラニエリが「リスクを冒したくない」とスリマニの欠場を明言

2016年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

グループ突破に向けては「我々は集中する必要がある」と気を引き締めるラニエリ。

トッテナム戦では献身的なパフォーマンスを披露した岡崎。怪我の癒えないスリマニの欠場が濃厚となった今節のCLで、その存在感をより高めたいところだ (C) REUTERS/AFLO

 レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督が、現地時間11月2日に行なわれるチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ4節のコペンハーゲン戦に向けた意気込みを公式会見で語った。
 
 CLではここまで3連勝を飾り、グループGの首位に立つレスターは、今節の結果次第でベスト16進出が決まる可能性がある。しかしラニエリは「我々は新しい物語を描くことができるだろうが、おそらくそれは今節ではないだろう。コペンハーゲンは良く組織されたチームで、我々は集中する必要がある。私は彼らをリスペクトしている」と気を引き締めた。
 
 また、10月29日のトッテナム戦(プレミアリーグ10節)では、先発に岡崎慎司を起用し、鼠蹊部に違和感を覚えたイスラム・スリマニをベンチから外していた指揮官は、そのアルジェリア代表FWのコンディションについて「彼は準備ができていない。私はスリマニに関してリスクを冒したくない。チームドクターは問題ないと言ったが、たった1試合のために1か月も彼を失うようなことはしたくないんだ」と、今シーズンのチームトップスコアラーの起用に慎重な姿勢を見せた。
 
 今シーズンはエースのジェイミー・ヴァーディーと2トップを組み、スタメンでプレーする機会が多かったスリマニの負傷。これによりヴァーディーと2トップを形成する可能性があるのは岡崎、レオナルド・ウジョア、アーメド・ムサの3枚に絞られる。
 
 交代の切り札として機能するウジョアがスタメン入りをすることは考えずらく、またムサはここ2試合連続で左サイドに回っていることを考えると、10月22日のクリスタル・パレス戦(プレミアリーグ9節)ではゴールを決め、トッテナム戦でも献身的な働きをした岡崎が、最前線の一角を務めることが濃厚。岡崎はCL初先発を果たしそうだ。
 
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