【J1展望】甲府×鳥栖|自力でのJ1残留を狙う甲府。ホームで歓喜の瞬間を迎えられるか

2016年11月02日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――前線の軸・ドゥドゥの状態は気掛かり。

故障者/甲府=M・パラナ、吉野 鳥栖=なし
出場停止/甲府=なし 鳥栖=なし

J1リーグ2ndステージ・17
ヴァンフォーレ甲府-サガン鳥栖
11月3日(木)/13:30/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(16節終了時):13位 勝点16 4勝4分8敗 14得点・26失点
年間成績:14位(33試合終了時)勝点31 7勝10分16敗 32得点・57失点
 
【最新チーム事情】
●福岡戦で左足首を痛めたM・パラナは欠場へ。
●湘南戦後、左膝の痛みが再発したドゥドゥは時間限定の途中起用が濃厚。
●佐久間GM兼監督は、鳥栖のプレス、キム・ミヌの自由な位置取り、GK林のロングキックを警戒。
●甲府は勝てばJ1残留が決定。仮に敗れても、新潟か名古屋のどちらかが敗れれば、残留決定となる。
 
【担当記者の視点】
 前節の湘南戦を落とし、J1残留への望みは鳥栖との最終節に託された。気掛かりなのは主力のコンディションだ。前々節の福岡戦で左足首を痛めていたM・パラナの欠場が濃厚で、左膝の痛みが再発したドゥドゥも時間限定での起用が見込まれる。
 
 とりわけ、前線の軸となる後者が万全でないのは痛手だ。やはり、負傷を押して出場した湘南戦では精彩を欠き、オフェンス面で力不足を露呈。勝てばJ1残留が決定する鳥栖戦へ向け不安が残る。
 
 引き分け、あるいは、敗れても、他会場の結果次第では4年連続のJ1残留は決まるが、自力で残留を引き寄せたいところだ。果たして、ホームで歓喜の瞬間を迎えられるだろうか。

次ページ鳥栖――豊田は〝カズ越え″なるか。

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