【J1展望】大宮×湘南|J1残留に首の皮一枚。崖っぷちの湘南が好調の大宮に挑む

2016年10月21日 サッカーダイジェスト編集部

大宮――2ボランチのボール配給が鍵を握る。

故障者/大宮=加藤順、播戸、和田 湘南=端戸
出場停止/大宮=大屋 湘南=なし

J1リーグ・2ndステージ15節
大宮アルディージャ – 湘南ベルマーレ
10月22日(日)/14:00/NACK5スタジアム大宮
 
大宮アルディージャ
2ndステージ成績(14節終了時):7位 勝点24 6勝6分2敗 19得点・14失点
年間成績(31試合終了時):6位 勝点50 13勝11分7敗 36得点・32失点
 
【最新チーム事情】
●河本が負傷から復帰。スタメン出場も。
●累積警告で大屋が出場停止。代役は沼田か。
●横谷と大山の2ボランチは継続の見込み。
 
【担当記者の視点】
 湘南と対峙するチームにとって、ハイプレスへの対応は最重要課題だ。大宮もその例に漏れず、週の頭からそれを念頭に置いてトレーニングしてきた。前節・鹿島戦(3-1)から横谷と大山というテクニックに優れた2ボランチの採用は、間違いなくプラスに働く。
 
 そのうえでポイントになるのは、攻撃時のピッチ幅の使い分けだ。素早いプレスを武器にする湘南に対し、ワイドに起点を作る時と中央のコンビネーションで突破を図る時の選択を的確に行なう必要がある。配給役になる2ボランチの出来が鍵を握るだろう
 
 4位浮上へ、勝利が絶対条件の試合。早い時間に先取点を奪って、試合の流れを掌握したい。

次ページ湘南――三竿のボランチ起用でより攻撃的なスタイルに。

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