【リバプール対マンU|採点&寸評】ビッグセーブ2回のデ・ヘアがMOM! イブラとスターリッジの両CFは期待外れ

2016年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダービー初勝利はお預けも攻撃的姿勢を貫いたクロップ。

ロブレンとの連携でイブラヒモビッチ(右)に大きな仕事をさせなかったマティプ(左)。攻撃でも重要な役割をこなした。(C) Getty Images

【リバプール|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
勝点1でも持ち帰ろうと手堅く自陣に人を割いたマンチェスター・Uの壁を崩せず、手詰まってしまった印象。ララーナを投入した60分過ぎからは完全に主導権を握って相手ゴールに迫ったが、敵の守護神デ・ヘアのファインセーブに阻まれた。プレミア連勝記録は4で止まった。
 
監督 ユルゲン・クロップ 6
スターリッジに代えてララーナを投入し、攻撃にアグレッシブさをもたらした采配は流石。ナショナル・ダービー初勝利とはいかなったが、攻勢を貫いたことは称賛すべきだろう。
 
【リバプール|選手採点&寸評】
[GK]
1 ロリス・カリウス 5.5
シュートを浴びるシーンが少なく出番は多くなかったにせよ、あわや失点というキックミスを犯した48分のプレーはあまりに軽率だった。
 
[DF]
2 ナサニエル・クライン 5.5
対面のヤングにチェックされ続けた影響で、持ち味のオーバーラップは鳴りを潜める。守備でもポジショニングがやや曖昧だった。
 
6 デヤン・ロブレン 6
イブラヒモビッチとポグバのケアを最後まで怠らず、ピンチを未然に防ぐ。目立ったミスもなく、しっかり最終ラインを統率した。
 
32 ジョエル・マティプ 6.5
リスクを冒さずにシンプルなプレーを徹底し、相手に付け入る隙を与えなかった。パスワークと持ち上がりで攻撃でも貢献。
 
7 ジェームズ・ミルナー 6(85分OUT) 
タフに上下動を繰り返し、フィルミーノとコウチーニョの守備負担を軽減。対面の新進気鋭ラッシュフォードに振られたシーンもあったが、何とか身体を寄せ続けた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページスターリッジはまったく存在感なし。

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