【ルヴァン杯決勝スタメン予想】G大阪×浦和│前日練習休んだ興梠は問題なし? 長沢はスーパーサブ?

2016年10月14日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――読めない前線の組み合わせ。立ち上がりからプレスをかけに行く?

出場停止:なし
怪我人:G=阿部、パトリック 浦=梅崎

[JリーグYBCルヴァンカップ決勝]
G大阪 - 浦和
2016年10月15日13:05/埼玉スタジアム2002

ガンバ大阪
 
【最新チーム状況】

●長沢がスーパーサブ? パトリック欠場。 
●やはり秘策あり?「ここでは言えないが、チームのやり方を確認し合えた」。
●藤春は「浦和サポーターを静かにさせる。あれは本当に気持ちいい」。
●遠藤はトップ下起用が有力視。
 
【ルヴァン杯決勝展望】
 横浜との準決勝は、第1戦がホームでスコアレスドロー、そして第2戦がアウェーで1-1と同点ながらアウェーゴールで手堅く、3年連続ファイナルにコマを進めた。勝負強いG大阪を見せつけられるか――が、ポイントになる。
 
 前日練習は、浦和がすべてメディアに見せたのに対し、G大阪は冒頭15分のみを公開。"浦和対策"を練ったとみられる。練習後、長沢は「ここでは言えないが、チームのやり方を確認できた」と語っていた。

 最近試行錯誤を続ける前線の組み合わせも注目されるところ。CFはアデミウソンが有力視されるが、長沢の先発復帰もありうる。パトリック欠場が決まっただけに、"大駒"の長沢はスーパーサブ起用になるか?
 
 また遠藤は「ポゼッションを高めたい。先に点を取られないことが大切。ゲームにうまく入りたい」とコメント。立ち上がり前線からプレッシングをかけていくのか、それともカウンターを狙うのか。そのあたりの序盤戦の攻防が、勝敗と結びついてきそうだ。
 
 また、藤春は0-4で大敗したリーグ戦について、「情けない試合をしてしまっただけに、借りを返すチャンス。『We are Reds』の声援は正直怖いけど、あれをさせず静かにさせること。あれが気持ちいいんですよ」と話した。
 
 浦和のホームである埼玉スタジアムでの対戦となるが、逆にこの大一番では、G大阪の選手たちは、相手に比べ重圧を受けずに戦える点をメリットに挙げる。2年前のリーグ逆転優勝への1勝、昨年のチャンピオンシップ準決勝……確かに、G大阪にとっては、大一番では縁起の良いスタジアムと言える。
 
「内容は関係ない。とにかく勝つだけ」
 
 選手たちはそう声を揃えていた。一戦必勝。勝機は十分ある。"初代"ルヴァンカップ王者となり、クラブ史上10冠を獲得する。
 

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