【ルヴァン杯準決勝・採点&寸評】横浜×G大阪|遠藤の同点弾でG大阪が決勝進出!MOMは切れ味鋭いドリブルを披露したアタッカー

2016年10月09日 サッカーダイジェスト編集部

横浜――テクニカルなフェイントでスタジアムを沸かせた前田も、精度を欠きノーゴール。

【警告】横浜=小林(70分) G大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】倉田 秋(G大阪)

[ルヴァンカップ・準決勝第2戦]横浜1-1G大阪/10月9日/日産ス
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前半、決定機はほとんどなく、守備でも水際で食い止めるシーンが目立ち、不安定だった。サイドから攻撃の起点を作ろうと試みた後半は、1得点こそしたものの、それ以外のチャンスではクオリティ不足を露呈。結局、G大阪の攻撃に耐えられずに失点し、アウェーゴールの差で敗退を喫した。

【ルヴァン杯 PHOTO】横浜 1-1 G大阪|遠藤弾でガンバ、3年連続の決勝へ
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 5.5
足もとがおぼつかず、ヒヤリとさせるシーンもあったが、セービングは安定していた。それだけに唯一の失点が悔やまれる。
 
DF
2 パク・ジョンス 6
22分にアデミウソンのシュートを顔面ブロック。さらに長沢にも競り負けないフィジカルの強さを見せた。
 
13 小林祐三 6
90分間止まることなく上下運動を繰り返し、攻守に厚みをもたらした。ただクロスの精度を欠き、ゴールにはつながらず。
 
22 中澤佑二 5.5
密着マークでなんとか抑えていたが、アデミウソンの素早い動きに苦戦。カバーリングまで手が回らず、藤本への寄せが遅れ、アシストを許した。
 
24 金井貢史 5(76分OUT)
何度も裏を取られるシーンが見られ、ウィークポイントとなっていた。攻撃でもマルティノスへのサポートが遅れていた。
 
MF
8 中町公祐 6
気の利いたポジショニングでビルドアップに関与。動き出しを見逃さず、伊藤のゴールをアシストした縦パスは見事だった。運動量が落ちてきた80分に途中交代。
 
20 マルティノス 5.5
19分にはドリブルでエリア内に侵入したり、クロスからチャンスを得たが、得点を奪えず。4本のシュートはすべて精度を欠いていた。
 
28 喜田拓也 6
得点機を演出するようなパスは見られなかったものの、小さくない存在感。中央からパスを散らすだけでなく、後方からボールを持ち出すなど、攻撃面でリズムを作った。
 
25 前田直輝 6(59分OUT)
テクニカルなフェイントが光った。対面する藤春を手玉に取り、再三チャンスを演出。3本のシュートチャンスも迎えたが、力なくGKに止められた。
 
 
29 天野 純 5.5
中盤で組み立てようという姿勢は見えたが、後方やサイドへのパスばかりで無難なプレーに終始。ゴールに向かう迫力が欠けていた。

次ページ横浜――伊藤が一瞬の隙を突いてゴールを挙げるも、交代選手は流れを変えられず。

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