【日本代表】セットプレーの守備の修正を考える西川。オーストラリア戦までに間に合うか?

2016年10月09日 サッカーダイジェスト編集部

「失点しているのは何か原因があるはず」

1失点はしたものの、素早いフィードなどで持ち味を発揮した西川。オーストラリア戦は無失点で終えられるか。(C)SOCCER DIGEST

【ロシアW杯アジア最終予選】日本 2-1 イラク/10月6日/埼玉スタジアム2002
 
 劇的な勝利を収めたイラク戦で、歓喜の渦のなか、ハリルホジッチ監督と力強い抱擁をかわす選手がいた。それがこの日もゴールマウス守った西川だ。
 
「こういう勝ち方をして強くなっていきたい」
 
 試合後、笑み称えながら勝利の喜びを語る。
 
 ただ、課題も残った。それが、セットプレーの守備だ。「スカウティングでもセットプレーは見ていた。左利き、右利きの選手ともに結構な質だった」と注意をしていたはずだが、前半には一度、ポスト直撃のヘッドを打たれ、60分の失点シーンもFKに頭で合わされたものだった。
 
 全体での練習時間が限られるなか、「戦術やコンディション調整に力を入れ、セットプレーの練習はそこまでできていない」という。それでも「ひとりひとりが規律を持って守れていますし、ただ失点しているのはなにか原因があるはずなので、そこは足並みを揃えて修正したい」と続ける。
 
 また、10月11日のオーストラリア戦へは「(選手が)揃ったなかで確認はできると思います。時間は少しあるので」と、アウェーでの一戦の前に修正する時間があることをポジティブに捉える。
 
 ハイボールに強い選手が多いオーストラリアに対しては、セットプレーが鍵になるはずだ。西川を中心に修正を施し、グループ内最大のライバルとのゲームに臨みたい。

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