【日本代表】ミランでの実戦不足が懸念される本田は、現状をどう受け止めているのか?

2016年10月04日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「心配の声を消せるぐらいの結果を出したい」(本田)。

求められるのはゴールに直結する仕事。ミランで不遇の時期を過ごしているが、本田自身は「心配はしていない」と語る。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 10月4日、ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選の10月シリーズに挑む日本代表が、トレーニング3日目を迎えた。
 
 この日、チームに合流した本田は、今季は所属するミランで思うように出場機会を得られず、コンディション面や試合勘が懸念されている。
 
 本田自身は、現状をどう受け止めているのか。
 
「自分の中では、むしろ久しぶりに試合をするので楽しみ。それはすごくポジティブな意味で、イラク戦、オーストラリア戦でサッカーを楽しみながら、結果を出したい。ワクワクしていますね」
 
 実戦の少なさは本人の望むところではないだろうが、問題視していない。
 
「いろいろ言われている試合勘については、当然、ないわけがないし。それをいかに結果に結びつけるかが求められていると思う。心配の声を消せるぐらいの結果を出したい」
 
 もちろん、自分のやるべきことは理解している。
 
「ゴールに絡むプレーは必ず求められる。そこだけしかイメージしていない」
 
 周囲の不安をよそに、本田はいつもの本田らしく、決定的な仕事をしてくれるはずだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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