【日本代表】誇りを胸に闘志を燃やす長友佑都。イラクの左SBには要注意!

2016年10月04日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「僕らにもプライドがあるので、負けたくない」。

本田(左)とともに、ランニングからトレーニングを開始した長友(右)。イラク戦は〝イタリア組″同士のマッチアップも見られそうだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 10月4日、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、イラク戦とオーストラリア戦に臨む日本代表が、さいたま市内でトレーニングを行なった。
 
 この日、合流した欧州組の長友佑都は、本田圭佑とともに別メニューで練習をスタート。2連戦に向けて、調整を進めた。
 
 2日後に迫るイラク戦について、「(イラクは)ある程度、僕らにボールを持たせて、奪ってカウンターというのを狙ってくるんじゃないかな」と試合展開を予想した長友は、同時にイラクのある選手を意識している。
 
 左SBのアリ・アドナンだ。ウディネーゼに所属する22歳のDFは、イラク人初のセリエAプレーヤーで、優れた体躯とスピード、正確なクロスを生かし、イラクの鋭いカウンター攻撃を牽引する。
 
「この間の試合を見ましたけど、すごく良い選手。イタリアでレギュラーとしてやれているというのは、彼自身も自信を持っていると思う。ウディネーゼにイラクの選手がいるというのは、圭佑も知っていて、そこは話をしました
 
 僕は左SBとしてもそうだし、圭佑が右(ウイング)で出たらマッチアップもするので。僕らにもプライドがあるので、負けたくないですね」
 
 同じポジションの選手としても、同じイタリアでプレーする者としても負けられない――長友は誇りを胸に闘志を燃やす。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
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