横浜に完敗の甲府が降格圏の16位に沈む。指揮官は「石にしがみついてでも残る」

2016年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

齋藤に2ゴール・2アシストを許す。

降格圏の16位に順位を下げた甲府。残り3試合で残留を果たせるか。写真:田中研治

[J1第2ステージ14節]甲府 0-4 横浜/10月1日/中銀スタ

 横浜に完敗を喫した甲府が、名古屋、新潟に抜かれ、14位から降格圏の16位に順位を下げた。

 ホームの山梨中銀スタジアムで行なわれた横浜との一戦は、38分に横浜の齋藤に先制点を許すと、後半立ち上がりの47分にも齋藤に追加点を奪われてしまう。さらに58分には前田、82分には富樫に、いずれも齋藤のアシストからゴールを許し、4失点の完敗を喫した。

 試合後、甲府の佐久間監督は「横浜のマルティノス、齋藤のところを上手く抑えて優位性を保ちたかったができなかった。(失点シーンは)GKからのキックの時に、コンパクトな形にしてセカンドボールを拾い合うことができなかった」などと敗因を語った。

 また、サポーターに対しては、「スタジアムで毎試合素晴らしい雰囲気を作ってくれる彼らのためにも、石にしがみついてでもこのステージに残らなければいけない」と語り、J1残留への決意を示した。
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