3000人超のファンが「日本代表に呼んで欲しかった選手」。FWとMFの投票ランキングは?

2016年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

FW部門の1位はブンデスリーガで活躍中のCFだ!

FW部門でアンケート対象とした(左から)大迫、齋藤、金崎。写真:徳原隆元、Getty Images

 9月29日に発表されたロシア・ワールドカップ最終予選(10月6日のイラク戦、11日のオーストラリア戦)に向けた26人の日本代表メンバーは、ほぼ「無風」だった。
 
 とりわけ欧州組は所属クラブで出場機会を失っている選手が少なくなく、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督には
「面白みのないリスト」
「保守的すぎる」
「クラブで出番のない選手をなぜ代表に呼ぶのか?」
などのバッシングが各メディアから浴びせられている。
 
【日本代表PHOTO】イラク戦、豪州戦に向けたメンバー26人
 
 同じような感情を抱いているサッカーファンは少なくないだろう。そこで今回、『サッカーダイジェストWEB』では、メンバー発表直後に『サッカーダイジェスト』と『ワールドサッカーダイジェスト』のツイッターアカウントで、「W杯予選の日本代表に呼んでほしかったFWは?」、「W杯予選の日本代表に呼んでほしかったMFは?」というアンケートを実施(GKとDFは今回は見送り)。その集計結果をまとめた。
 
[アンケート概要]
実施期間:9月29~30日の24時間
投票数:6,008票(MFが3,002票、FWが3,006票)
内容:選択肢はMFとFWでそれぞれ、『サッカーダイジェストWEB』セレクトの3選手と「その他」の4項目(ツイッターのアンケート機能は4項目が上限のため)。ユーザーに1つを選択してもらった。
※すでに投票は終了しています。ご協力ありがとうございました。
 
【FW部門】
1位:1491票(50%)
大迫勇也(ケルン)
 
2位:827票(27%)
齋藤学(横浜)
 
3位:383票(13%)
その他
 
4位:305票(10%)
金崎夢生(鹿島)
 
 FWの招集メンバーは、本田圭佑(ミラン)、岡崎慎司(レスター)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、宇佐美貴史(アウクスブルク)、武藤嘉紀(マインツ)、浅野拓磨(シュツットガルト)、小林悠(川崎)という前回とまったく同じ顔触れ。本田、岡崎、宇佐美がそれぞれの所属クラブでバックアッパーに甘んじるだけに、もっとも議論の余地があるセクションだ。
 
 そんな中、実に50%に当たる1491票と圧倒的な支持を集めたのが、大迫勇也だ。ここ最近のケルンでは昨シーズンまでのようにサイドやトップ下ではなく2トップの一角に固定され、攻撃の起点として機能しながらここ2試合連続で難易度の高いスーパーゴールを決めるなどまさに充実一途。2015年6月以来となる招集に期待が掛かった。
 
 しかし、ハリルホジッチ監督いわく「15日前に所属クラブに連絡しなければならない。大迫がゴールを決めたのはそのあとだった」という理由で選外。残念に思うファンはやはり多い。
 
 827票で2位に入った齋藤学は、横浜で縦にも中にも切り裂ける得意の単独突破で幾度となく大きな違いを作り出している。試合勘とコンディションに不安がある本田や宇佐美が呼ばれ、今や「Jリーグ最強」とも謳われるこのドリブラーが選外となっているのが、腑に落ちないサポーターは多いようだ。
 
 383票を集めた「その他」は、あくまでも予測ながら、ハーフナー・マイク(ADO)、乾貴士(エイバル)、南野拓実(ザルツブルク)、興梠慎三(浦和)、永井謙介(名古屋)、大久保嘉人(川崎)、久保裕也(ヤングボーイズ)、伊東純也(柏)、長沢駿(G大阪)などに対する票だったか。
 
 4位の305票だったのは金崎夢生。昨年11月の代表復帰後は岡崎とCFの定位置争いを繰り広げていたが、9月シリーズはJリーグの湘南戦で途中交代を命じられた際に石井正忠監督に悪態をついた行為で"懲罰落選"。今回も引き続き選外となった理由について、ハリルホジッチ監督はとくに言及していない。

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