【J1展望】広島×FC東京|最後まで守備で持ちこたえられるのはどっちだ?

2016年09月30日 サッカーダイジェスト編集部

広島――熟成から変革へ、新しい道を模索中。

故障者/広島=佐々木、川﨑、森島 FC東京=阿部、米本
出場停止/広島=なし FC東京=なし

J1リーグ・2ndステージ13
サンフレッチェ広島 – FC東京
10月1日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(13節終了時):10位 勝点20 6勝2分5敗 21得点・18失点
年間成績(30試合終了時):6位 勝点49 14勝7分9敗 53得点・36失点
 
【最新チーム事情】
●皆川が脳震盪でFC東京戦は欠場。
●直近の公式戦5試合で13失点。守備の立て直しが急務に。
●宮吉やA・ロペスが練習復帰も、メンバー入りは微妙。
●新しい形を模索。「熟成」から「変革」へ。
 
【担当記者の視点】
 公式戦5試合で13失点は、昨季堅守を誇った広島とは思えない「崩れっぷり」だ。試合の主導権の握りながら、詰めの甘さやマークのズレなど、「ちょっとした隙」(千葉)を突かれて失点。わずかの緩みがことごとく失点や敗戦につながっていることが、今季の広島を象徴している。
 
 ただ、鳥栖戦から試験導入されている「攻撃時も3バック」や「高い位置から仕掛けるプレス」は、すべての局面で上手くいっているとは言いがたいものの、少なくとも相手に混乱を生み出していることは確か。リスク管理は難しいが、それもまたイノベーションにつきものの課題だ。熟成から変革へ、新しい道を模索している。
 

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