【マンU対レスター|採点&寸評】最高殊勝者は格が違ったポグバ! ヴァーディーとマハレズは低調…

2016年09月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制点を挙げたスモーリングは守備でも隙を見せず。

先制点を叩き込んだスモーリングは、タイトな守備で相手の攻撃の芽を摘むなど、攻守で勝利の立役者となった。 (C) Getty Images

【マンチェスター・ユナイテッド|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7.5
過去2節の閉塞感を払拭。前半の序盤こそ主導権を相手に譲ったが、先制点以降は完全に試合を支配した。2列目がポジションチェンジを繰り返し、できたスペースには全速力で両翼や中盤が走りこむ攻撃的なサッカーを展開し、一気に4ゴールを挙げてほぼ前半だけで試合を決めた。
 
監督 ジョゼ・モウリーニョ 7
ルーニーをベンチスタートした采配は、中盤から前の流動性のアップという大きなプラスアルファーを生み出した。ネガティブ・トランジション(攻→守の切り替え)など守備面の穴は見て取れたが、とにかく攻撃的なスタイルで大勝を手繰り寄せた。それが指示だったのか、選手の自主性だったのかは定かではないが、良いサッカーを見せたチームの監督は、悪い時は問答無用で批判されるのと同様に、しっかりと評価されるべきだろう。
 
【マンチェスター・ユナイテッド|選手採点&寸評】
[GK]
ダビド・デ・ヘア 6
前半はほぼ出番なしで、後半も54分に大量得点の油断からかキックミスを犯したぐらい。59分のグレイのミドルシュートからの失点はほぼノーチャンスだった。
 
[DF]
エリック・バイリー 6.5
競合いで飛ばない悪癖を試合中に何度か見せたが、大勢には影響なし。90分間を通じて出足の良いインターセプトで相手の攻撃をシャットアウトした。
 
12クリス・スモーリング 7
激しい守備で相手に自由を与えず、22分には、コーナーキックから流れを変える大きな先制点をゲット。攻守ともに勝利に貢献した。
 
17 ダレイ・ブリント 7.5
22分、42分にCKから抜群のクロスで1点目と4点目をそれぞれアシスト。40分には、機転のきいたショートコーナーで相手の虚をつき3点目の起点にもなった。その他のインプレーでも好パフォーマンスを披露した。
 
25 アントニオ・バレンシア 6.5
何度も右サイドを駆け上がって攻撃に幅をもたらし、守備でも常に対面の相手にプレッシャーをかけ続けた。もともと球離れが悪く左足をあまり使えない選手だが、左足でのクロスやダイレクトで叩くなど、いい意味で"らしくないプレー"を見せ、成長を感じさせた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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