【J1展望】磐田×神戸|勝負の鍵は外国人2トップ対決。中位に踏みとどまるのは?

2016年09月09日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――挑戦者として、自分たちのサッカーをやり切りたい。

故障者/磐田=小川大 神戸=北本、小林、小川、田中英、田中雄
出場停止/磐田=なし 神戸=なし

J1リーグ・2ndステージ11節
ジュビロ磐田 – ヴィッセル神戸
9月10日(土)/18:00/ヤマハスタジアム
 
ジュビロ磐田
2ndステージ成績(10節終了時):15位 勝点8 1勝5分4敗 10得点・16失点
年間成績(27試合終了時):13位 勝点31 7勝10分10敗 31得点・39失点
 
【最新チーム事情】
●リーグ戦から大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ天皇杯は2回戦突破。
●今週の紅白戦では、新人・荒木が主力組2本目の左サイドで出場。ベンチ入りなるか。
●左足を負傷していた大井が神戸戦で復帰の予定。
 
【担当記者の視点】
 前節・福岡戦で待望の第2ステージ初勝利を飾り、リーグ中断期の天皇杯も3回戦進出を決めた。過度なプレッシャーから解き放たれ、チーム内は明るい雰囲気にとなり、練習では磐田のサッカーを磨くことにより集中できている。「試合では挑戦者として、縮こまらず思い切り自分たちのサッカーをやり切りたい」と選手たちが話すように、この1勝を浮上のきっかけにしたい。
 
   トップ下を務める川辺と、鳥栖戦からボランチでスタメンを続ける上田、そして宮崎の3選手の連係は、今後の鍵を握るポイントのひとつだ。上田が「自分とミヤ(宮崎)が低い位置でボールを捌いても、駿(川辺)を高いところで生かせない。チャンスには(ボランチの)どちらかが思い切って前に出て行きたい」と話せば、「バランスをしっかり取りながら、もう少しゴールに向かう意識を高めたい」(宮崎)、「サイドやFWをいかしつつ、ゴールやアシストを増やしていきたい」(川辺)と続く。
 
  神戸は強力な外国人アタッカーを擁するだけに、相手の鋭いカウンターには要注意。その起点を潰せるか。対人に強い選手が揃う相手に、球際でファイトできるか。前回対戦(●1-4)の雪辱を果たし、残留に向けて勢いづけたいところだ。

次ページ神戸――従来の4-4-2へ戻し、リーグ4連勝を狙う。

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