100日超ぶりにバルサ合流のネイマール「週末のリーガ出場が楽しみ」

2016年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

メッシも順調に回復し、リーグ3試合目で「MSN」が出揃う?

楽しいバカンス、母国で悲願の金メダル、W杯予選での活躍と、充実の夏を過ごしたネイマール。この勢いは今後、好調バルサでも持続されるだろうか。 (C) Getty Images

 先のロシア・ワールドカップ南米予選で、エクアドル戦、コロンビア戦に出場し、いずれの試合でもゴールを挙げて連勝に大貢献したブラジル代表のネイマールが、7日にバルセロナへ戻って来た。
 
 5月23日にコパ・デル・レイ決勝(セビージャに勝利)を戦ったのを最後に、ネイマールはバカンスに入り、その後、リオデジャネイロ・オリンピックにオーバーエイジ枠で出場し、初の金メダル獲得に母国を導いた。
 
 リオ五輪後もルイス・エンリケ監督から休暇を与えられたネイマールは、前述の通り9月1日、6日にW杯南米予選に出場した。つまり、昨シーズンの最終戦から、実に100日以上もバルサを離れていたわけだ。
 
『ESPN』によると、バルセロナ近郊のエル・プラット空港に到着したネイマールは、待ち受けたメディアに対し、「土曜日のアラベス戦でプレーするのを楽しみにしている。でも、まずは自宅に帰ってゆっくりしたい。練習はそれからだ」と語っている。
 
 このようにやる気満々のネイマールだが、今シーズンはここまで一度もバルサで練習も試合もこなしていない彼を、わずか数日の練習でL・エンリケ監督はピッチに送り出すのか。その判断が注目される。
 
 なお、今回の南米予選にはネイマールだけでなく、「MSN」の他の2人も出場し、ウルグアイ代表のルイス・スアレスはアルゼンチン戦、パラグアイ戦に出場し、後者の試合では1ゴールを挙げた。
 
 アルゼンチン代表のリオネル・メッシは1日のウルグアイ戦ではゴールを挙げて勝利に貢献したが、鼠径部、左足の内転筋の負傷のため、次のベネズエラ戦を欠場。当初はアラベス戦の出場は難しいといわれていたが、回復具合は良く、出場の可能性が高まっているという。
 
 ネイマール抜きで戦った今シーズンのリーガ2試合では、"代役"アルダ・トゥランも活躍し、圧倒的な強さを見せたバルサだが、3試合目にして「MSN」が今シーズン初めてピッチ上に顔を揃えることになるのだろうか。
 
 ちなみに、バルサは土曜日にアラベスとのホームゲームを戦った後、来週火曜日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ初戦で、スコットランドのセルティックをカンプ・ノウに迎えることとなる。
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