浅野に強力なライバル出現! ポルトガルの俊英マネがシュツットガルト加入

2016年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともに94年生まれ、背格好もポジションも同じ、特長も…。

ヤン・シンデルマイサーSDはマネについての印象を「ゴール前で相手の脅威になれる選手であり、チャンスメイクも素晴らしい」と語っている。 (C) Getty Images

 8月31日(現地時間)、ドイツ2部リーグのシュツットガルトは、ポルトガルのスポルティングから、22歳のFW、カルロス・マネをレンタルで獲得したことを発表した。
 
 リスボン生まれで、ギニアビザウにルーツを持つマネは、スポルティングの育成組織で育ち、2013年にトップチームデビュー。ファーストシーズンから活躍を見せ、国内リーグはもちろん、2年目にはチャンピオンズ・リーグでも得点を記録している。
 
 09年にU-15ポルトガル代表に選出されてからは、各年代の代表チームの一員であり続け、今夏のリオデジャネイロ・オリンピックでは2試合でフル出場を果たした。
 
 スピードとテクニックを活かしたドリブル、創造性溢れるフィニッシュ、DF相手に当たり負けしない強靭な体躯を武器とするFWだが、下がった位置でのチャンスメイクもこなす器用さを持ち合わせている。
 
 アーセナルからシュツットガルトにレンタル移籍した浅野拓磨にとって、同じポジションであり、そしてプレースタイルもかぶる部分があることから、強力なライバルが加入したことになる。
 
 マネはこの移籍に対し、「シュツットガルトは、ドイツでも非常に伝統のあるクラブであり、加入できてとても幸せだ。全ての力を注いで、チームの勝利に貢献したい」と力強く語っている。
 
 同じ1994年生まれ、背格好もほぼ同じ(浅野は171センチ、マネは172センチ)という2人のFWの争いも、今後の楽しみとなりそうだ。
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