【現地8月30日の主な移籍】ガビゴールがインテル、ムスタフィとL・ペレスがアーセナル、アルカセルがバルサへ!

2016年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペレやネイマールら偉大な先達の系譜を継ぐガビゴール。

ガブリエウ(サントス→インテル)(C)Getty Images

■ガブリエウ
・20歳/FW/ブラジル代表
・サントス→インテル(完全移籍)
・移籍金:2750万ユーロ(約33億円)
 ペレやロビーニョ、ネイマールといったサントスの先達たちの系譜を継ぐ、次世代のクラッキ。類稀なテクニックと多彩なフィニッシュワークで得点を量産することから「ガビゴール」の愛称を持つ。リオ五輪ではブラジル代表に史上初の金メダルをもたらした。今夏はバルセロナやユベントス、マンチェスター・Uなどからオファーが届いたが、8月26日にミラノ入りし、8月30日の20歳の誕生日にインテルと5年契約を結んだ。
 

■スコドラン・ムスタフィ
・24歳/DF/ドイツ代表
・バレンシア→アーセナル(完全移籍)
・移籍金:4100万ユーロ(約49億2000万円)
 2014年のブラジル・ワールドカップで台頭し、同年の夏に加入したバレンシアでは1年目から守備の要として活躍。今夏はステップアップを模索し、リバプールからもオファーを受けるも、同胞メスト・エジルのアドバイスもあり、アーセナル入りを決意した。バレンシアとのクラブ間交渉が長引き、アーセナルは結局4100万ユーロの出費を強いられたが、アーセン・ヴェンゲル監督は「ボールスキルも高い素晴らしいセンターバック。良い補強になった」とご満悦だ。
 

■ルーカス・ペレス
・27歳/FW/スペイン国籍
・デポルティボ→アーセナル(完全移籍)
・移籍金:2000万ユーロ(約24億円)
 2010年にラージョ・バジェカーノでトップデビューを飾るも、その後、ウクライナのリビウとディナモ・キエフ、ギリシャのPAOKを渡り歩いた苦労人。しかし、昨シーズンは36試合で17得点・10アシストと才能が一気に開花した。今夏はバルサの獲得候補に挙がるも、結局はアーセナルに引き抜かれた。指揮官のアーセン・ヴェンゲルも「彼が我々のチームに適合する資質を持っていると考えている」と実力を評価しており、オリビエ・ジルーと1トップの定位置を争うことになりそうだ。
 
 

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