【J1採点&寸評】甲府×大宮|黒木が土壇場で同点弾!甲府が粘り強く勝点を重ねる

2016年08月28日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――2失点はしたものの、PKセーブを含む好守を連発したGKをMOMに。

【警告】甲府=橋爪(59分)、B・セレスキー(86分) 大宮=奥井(40分)、D・ムルジャ(56分)、河本(61分)、マテウス(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】河田晃兵(甲府)

[J1第2ステージ10節]甲府2-2大宮/8月27日/中銀ス
 
【チーム採点・寸評】
甲府 6
序盤はショートパスとロングパスを使い分けたが、前半途中からはカウンターしか反撃の手段がなくなり、逆転を許した。しかし、終盤はセットプレーで追いつくだけでなく、再逆転もあり得る攻撃の鋭さを見せるなど底力を示した。
 
【甲府|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 河田晃兵 6.5
12分に訪れたムルジャとの1対1を冷静に対応。47分にはPKもセーブ。2失点は、ともに対応の難しい決定機。見事なパフォーマンスだった。
 
DF
5 新里 亮 5.5
縦のロングボールをヘディングでカットする場面が多かったが、サイドからのクロスで背後を突かれる場面が多かったのは気がかり。
 
4 山本英臣 6
決定機につながる鋭いスルーパスなど攻撃面でも特長を発揮。後半、相手が狙っていたライン裏へのクロスをよくケアしていたが、クリアミスが相手の逆転ゴールにつながった。
 
8 新井涼平 5.5
前半途中から相手の両外国人を両にらみで守りながら縦パスを狙っていたが、後半の立ち上がりに痛恨のファウルでPK献上。リスクの高い縦パスを奪われるなど精彩を欠いた。
 
MF
16 松橋 優 5.5
攻撃面ではダイナミックなクロスを見せたが、対面した泉澤のドリブルを止められず。決定機を作られていた守備面は、明らかに課題だ。
 
30 保坂一成 6.5(85分OUT
積極的なピックアップで攻撃の起点作りに奔走。広範囲をカバーする守備から好機を逃さない攻め上がりで先制点をマークするなど貢献度が大きかった。
 
6 マルキーニョス・パラナ 6
ボランチとして守備バランスを取りながら、攻撃へのつなぎで貢献。後方からスペースへ巧みにパスを供給するだけでなく、前方へ顔を出して前線のサポートもこなした。
 
28 橋爪勇樹 6
担当の左サイドだけでなく、好機には前方、中央まで顔を出して攻撃に厚みを加えていた。終了間際の同点弾をFKでアシストするなど攻撃面での活躍が目立った。

次ページ甲府――光ったドゥドゥの積極性と突破力。

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