【J1採点&寸評】川崎×柏|D・オリヴェイラが首位叩きのハットトリック! 川崎は自滅の5失点

2016年08月27日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――序盤の連続失点で攻守にリズムを掴めず。

【警告】川崎=エウシーニョ(28分)、大久保(61分) 柏=クリスティアーノ(79分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ディエゴ・オリヴェイラ(柏)

[J1第2ステージ10節]川崎 2-5 柏 8月27日/等々力陸上競技場

【チーム採点・寸評】
川崎 5

フリーで相手を飛ばせてしまったCK、エリア内でのミスからの失点で、攻守にリズムを狂わせてしまった。後半は無理せずべた引きの相手を押し込んだものの、あれだけゴール前に人を割かれては入るものも入らない。

【川崎|採点・寸評】 
GK
1 チョン・ソンリョン 4.5

前半だけで4失点。特にセットプレーでは相手へのマークを明確にできず、ズルズルと失点を重ねてしまった。雨で滑りやすかったとはいえ、最初のパンチミスが響いた。
 
DF
18 エウシーニョ 4.5

前半から高い位置をとって相手のディフェンスラインに圧力をかけ、追撃の1点をお膳立て。しかしエリア内でボールを奪われ失点に直結したプレーは痛恨。
 
4 井川祐輔 4.5(45+3分OUT)
濡れたピッチと相手の圧力に立ち上がりからバタついた感は否めない。セットプレー、カウンター時の対応に明確さがなかった。
 
5 谷口彰悟 4.5
CK時は最も頼りになるべき存在のはずが、この日はゴール前で存在感を示せず。4失点後、果敢に打って出る姿勢も見せたが時すでに遅し。
 
20 車屋紳太郎 5.5
スピードのある相手右サイドの伊東と対峙し、見応えのある1対1を展開。守備に労力を割き、それほど多くの攻撃参加はなかった。
 
MF
21 エドゥアルド・ネット 4.5
(67分OUT)
中盤でのパス回しにテンポを生み出したが、バイタルエリアで相手の脅威となるプレーはなかった。逆に守備面では最終ラインの防波堤となれず。CKからの4失点目もクリアしきれず。
 
10 大島僚太 5
局面を打開するパスワークやボールさばきには風格を感じさせるものがあったが、全体的に動きが重く、守備面では相手に付ききれない場面も目立った。
 
14 中村憲剛 5
リズミカルなパスワークと守備を切り裂くスルーパスといった本来の良さが多く出たのは3点差が付いた後半から。前半は相手の動きの量とパスワークの質が上回り、消えていた。
 
19 森谷賢太郎 5(55分OUT)
攻守にハードワークする姿勢は見えたものの、周囲との効果的なコンビネーションは少なかった。2戦連発となる追撃弾でチームを乗せたかに見えたが……。

次ページ川崎――チャンスは生み出すも柏の人波に阻まれ、ゴールならず。

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