【J1展望】甲府×大宮|ここ2試合「無敗」の両者。3連勝が懸かる甲府は、堅守の出来が鍵に

2016年08月26日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――堅守を構築したうえで、助っ人たちの攻撃力を引き出したい。

故障者/甲府=吉野、土屋 大宮=なし
出場停止/甲府=なし 大宮=家長

J1リーグ2ndステージ・10
ヴァンフォーレ甲府-大宮アルディージャ
8月27日(土)/18:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(9節終了時):13位 勝点11 3勝2分4敗 8得点・14失点
年間成績(26試合終了時):15位 勝点26 6勝8分12敗 26得点・45失点
 
【最新チーム事情】
●今年初の連勝を受け、スタメンは前節の広島戦を踏襲する見込み。
●大宮の2列目からの飛び出し、3人目の動きを、佐久間GM兼監督は警戒。
●ドゥドゥが足の不安を訴え、練習を途中で切り上げていたが、25日の練習はフルメニューをこなす。
●別メニュー調整だったM・パラナも、25日の全体練習に合流。
 
【担当記者の視点】
 新潟、広島と相まみえたここ2試合で、連勝したのはなにより大きい。J1残留へ予断を許さぬ状況が続くが、チームの士気が上昇しつつあるのは確かだろう。
 
 スタメンの顔ぶれは、前節の広島戦と変わらない見込み。守備を第一にワンチャンスに懸けながら勝機を探るであろう今節も、前節と同様に粘り強い守備力を発揮できるかが勝敗を左右しそうだ。佐久間GM兼監督が警戒するように、大宮の2、3列目の動きに惑わされず堅守を構築し、まずは無失点に抑えられるかが鍵となる。
 
 そのうえで、ここ2試合とも得点に絡んでいるドゥドゥや2試合連続での先発が濃厚なダヴィの攻撃力を効果的に引き出したい。

次ページ大宮――攻撃イメージの共有で“堅守”を打ち破る。

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