「二流、三流のアジアチームとの対戦は、まったくの損失だ」
日本代表にとってAFCネーションズリーグは有益な大会になるのか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
アジア・サッカー連盟(AFC)は12月21日、「AFCネーションズリーグ」の導入を検討していることを発表。アジアの各国が参戦するコンペティションだ。
この一報に中国メディアが反応。『勝迅体育』は「中国代表にとって朗報かもしれない。なぜなら自力で対戦相手を探す必要がなくなり、国際試合の期間中に公式戦に参加できるようになるからだ」などと報じている。
同メディアはさらに、中国の著名なジャーナリスト、マー・デーシン氏の見解を伝える。新たな大会はUEFAネーションズリーグをモデルにしていることを踏まえ、「特に2020年から2021年にかけて、AFCはアジア・チャンピオンズリーグを含む大会の包括的な改革を議論していた際、AFCネーションズリーグの創設も検討していた。だが、最終的には否決された。かなりの反対があった」と明かした。
同氏は反対された理由についても言及する。
「アジアの強豪チームは、自国のレベルを向上させるために、他大陸のハイレベルなチームと対戦することを望んでいる。自分たちの大陸のレベルが低いチームとだけ対戦していては、世界のトップチームに追いつくことはできず、むしろ時間の無駄になる」
この一報に中国メディアが反応。『勝迅体育』は「中国代表にとって朗報かもしれない。なぜなら自力で対戦相手を探す必要がなくなり、国際試合の期間中に公式戦に参加できるようになるからだ」などと報じている。
同メディアはさらに、中国の著名なジャーナリスト、マー・デーシン氏の見解を伝える。新たな大会はUEFAネーションズリーグをモデルにしていることを踏まえ、「特に2020年から2021年にかけて、AFCはアジア・チャンピオンズリーグを含む大会の包括的な改革を議論していた際、AFCネーションズリーグの創設も検討していた。だが、最終的には否決された。かなりの反対があった」と明かした。
同氏は反対された理由についても言及する。
「アジアの強豪チームは、自国のレベルを向上させるために、他大陸のハイレベルなチームと対戦することを望んでいる。自分たちの大陸のレベルが低いチームとだけ対戦していては、世界のトップチームに追いつくことはできず、むしろ時間の無駄になる」
「もし代表チームの試合枠が埋まってしまえば、日本代表はドイツ、トルコ、ウルグアイといった世界トップクラスのチームと手合わせする機会を失うことになる。逆に、二流、三流のアジアチームとの対戦は、まったくの損失だ」
大会の開催時期も悩ましい問題だ。2026年に北中米ワールドカップ、2027年の1月からアジアカップが行なわれる。記事は「AFCネーションズリーグが立ち上げられたとしても、2027年より前に理想的な時期を見つけるのは難しいだろう」と締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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