試合が終わるとチームメイトが次々に小林の健闘を称えた
AZ戦ではスクランブル出場にも関わらず、クリーンシートに貢献した小林(左)。ここからレギュラー奪還を果たせるか。(C)Getty Images
今夏、ヤギエロニア(ポーランド)に移籍したCB小林友希は、9月下旬から出場機会を極端に減らしている。12月18日に行なわれたUEFAカンファレンスリーグ、AZ(オランダ)戦でもベンチスタートだった。そんななか、開始1分30秒にヤギエロニアのCBドゥサン・ストイノビッチが負傷し、ピッチ上に座り込んでしまう。こうして小林は開始4分という異例の早さで交代出場することになった。
「まったく想定外でした。正直ビックリしました」
ヤギエロニアの打ったシュートが4本だったのに対し、AZのそれは14本。それでも固い守りのヤギエロニアにピンチはほとんどなく、試合は0対0のドローで終了。グループフェーズ17位のヤギエロニアと14位のAZは、ともに次ラウンドに進む。
ヤギエロニアの基本システムは4バックだが、自陣ではMFタラス・ラマンチュク主将が最終ラインに降りて5バックを形成。左のCBを務めた小林は、相手選手のポケットランニングに対して、落ち着いて対応し切った。
「相手のチームの良さとして、あそこのハーフスペースに人が入ってきて、CBの選手を釣り出してチャンスを作ってくることを、僕らも事前に把握してました。6番の選手が降りてきて5枚になることで、僕もサイドに寄ってチャレンジしやすくなった。そこは本当にチームとしてよくできたと思います」
63分にFWアフィミコ・プルルがレッドカードで退場したが、それでもヤギエロニアの守備は崩れず、小林も後半アディショナルタイムにAZのMFスベン・マイナンスに身体を寄せて、冷静にシュートをブロックするなど、安定した守りを披露した。
「まだ時間が十分残っていたなか、退場者が出ても失点しなかったのはチームとして大きい。今日、勝点1を拾えたことで、ノックアウトステージに進めました。チームにとって本当に大きな勝点1です」
「まったく想定外でした。正直ビックリしました」
ヤギエロニアの打ったシュートが4本だったのに対し、AZのそれは14本。それでも固い守りのヤギエロニアにピンチはほとんどなく、試合は0対0のドローで終了。グループフェーズ17位のヤギエロニアと14位のAZは、ともに次ラウンドに進む。
ヤギエロニアの基本システムは4バックだが、自陣ではMFタラス・ラマンチュク主将が最終ラインに降りて5バックを形成。左のCBを務めた小林は、相手選手のポケットランニングに対して、落ち着いて対応し切った。
「相手のチームの良さとして、あそこのハーフスペースに人が入ってきて、CBの選手を釣り出してチャンスを作ってくることを、僕らも事前に把握してました。6番の選手が降りてきて5枚になることで、僕もサイドに寄ってチャレンジしやすくなった。そこは本当にチームとしてよくできたと思います」
63分にFWアフィミコ・プルルがレッドカードで退場したが、それでもヤギエロニアの守備は崩れず、小林も後半アディショナルタイムにAZのMFスベン・マイナンスに身体を寄せて、冷静にシュートをブロックするなど、安定した守りを披露した。
「まだ時間が十分残っていたなか、退場者が出ても失点しなかったのはチームとして大きい。今日、勝点1を拾えたことで、ノックアウトステージに進めました。チームにとって本当に大きな勝点1です」
AZ戦のプレーを振り返って、小林が語る。
「プレーの質に関して言うと、もっと自分の中で求めたいものがありました。僕はこの3か月、試合に絡めてなかったので、味方が怪我をした影響ですが、自分にとっては出場できたことがプラスです。もっとコンスタントに試合に出られるようにしないといけません」
試合が終わるとチームメイトたちが次々に小林へ近づいて健闘を称えた。
「僕が久々に試合に出たのはみんな分かってます。そのなかでああいう反応をしてくれたのは嬉しい。もっともっとチームの中での信頼を勝ち取って、コンスタントに試合に出られるようにしていきたい」
「もっと自分の中で求めたいものがある」と語った小林だが、具体的には何を求めたかったのか。
「今日の試合内容で言うと、守備に関してはそこまで悪くはなかったと思いますが、攻撃の部分。チームとして押し込まれた部分もありますが、CBの僕から局面を変えられるようなプレーがもっとできれば、チームが楽になりますし、僕自身のアピールになるので、その質を上げないといけません」
「プレーの質に関して言うと、もっと自分の中で求めたいものがありました。僕はこの3か月、試合に絡めてなかったので、味方が怪我をした影響ですが、自分にとっては出場できたことがプラスです。もっとコンスタントに試合に出られるようにしないといけません」
試合が終わるとチームメイトたちが次々に小林へ近づいて健闘を称えた。
「僕が久々に試合に出たのはみんな分かってます。そのなかでああいう反応をしてくれたのは嬉しい。もっともっとチームの中での信頼を勝ち取って、コンスタントに試合に出られるようにしていきたい」
「もっと自分の中で求めたいものがある」と語った小林だが、具体的には何を求めたかったのか。
「今日の試合内容で言うと、守備に関してはそこまで悪くはなかったと思いますが、攻撃の部分。チームとして押し込まれた部分もありますが、CBの僕から局面を変えられるようなプレーがもっとできれば、チームが楽になりますし、僕自身のアピールになるので、その質を上げないといけません」