【J1展望】大宮×仙台|停滞する大宮と上昇気配の仙台。勝利して上位を窺うのは?

2016年08月19日 サッカーダイジェスト編集部

大宮――勝利には攻め切る意識が必要だ。

J1リーグ2ndステージ・8節
大宮アルディージャ – ベガルタ仙台
8月20日(土)/18:30/NACK5スタジアム大宮
 
大宮アルディージャ
2ndステージ成績(8節終了時):11位 勝点10 2勝4分2敗 7得点・7失点
年間成績(25試合終了時):8位 勝点36 9勝9分7敗 24得点・25失点
 
【最新チーム事情】
●奥井、黒川が全体練習に合流。
●古巣戦となる和田は左SBで先発復帰か。
●悪天候と猛暑が続くなか、練習時間の変更も。
 
【担当記者の視点】
 前線からの強度の高い守備や細かくパスをつなぐポゼッションなど、少しずつやりたいサッカーを体現できるようになったが、結果が付いてこない。特に先制した試合で勝ち切れないことも目につき、ゲームコントロールや状況に応じた戦いを選択できるようにしていく必要がある。
 
 そのためにトレーニングから重視しているのは、リードを奪った状況での共通理解だ。現状ではリード時に守りに入る意識が強く働き過ぎ、上手くアドバンテージを活かせていない。
 
 1点を守り切って勝つことも時には必要だが、現在の課題と照らし合わせれば、前掛かりになる相手から冷静に2点目を奪う意識を持つことは必須。年間順位で上位を目指していくためにも、この課題を克服したい。

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