【J1展望】新潟×福岡|第1ステージは新潟に軍配。残留へ希望をつなぐのはどちらか?

2016年08月19日 サッカーダイジェスト編集部

新潟――重圧を断ち切り、全力で臨めるか。

故障者/新潟=なし 福岡=中原貴、ウェリントン
出場停止/新潟=なし 福岡=濱田

J1リーグ2ndステージ・8節
アルビレックス新潟 – アビスパ福岡
8月20日(土)/19:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
2ndステージ成績(8節終了時):15位 勝点6 2勝0分6敗 6得点・10失点
年間成績(25試合終了時):14位 勝点24 6勝6分13敗 25得点・35失点
 
【最新チーム事情】
●前節・甲府戦は、相手の術中にハマり完敗。
●出場停止のR・シルバが先発復帰。
●リオ五輪から鈴木、野津田が帰還。
 
【担当記者の視点】
 前節の甲府戦は、勝てば今季初の連勝で、残留争いから抜け出すチャンスだったが、試合開始2分にドゥドゥにクロスバー直撃のシュートを浴びるなど意気消沈。1週間かけて準備してきたものをピッチで出せず、後手を踏む場面が目立ったまま0-1で敗れた。スコア以上の完敗に、精神的なダメージは大きい。
 
 年間14位の新潟にとって、最下位の福岡をホームで迎え撃つ今節は、必勝の90分となる。前節、出場停止だったR・シルバ、リオ五輪から鈴木、野津田が戻ってきたことで、攻撃陣はグッと厚みを増した。
 
 攻撃力を全開にするためには、甲府戦でチームが垣間見せた、自らプレッシャーに押し潰されてしまうひ弱さは厳禁だ。重圧を断ち切ってプレーする胆力を発揮しなければならない。

次ページ福岡――戦う気持ちなくして“ミラクル”は起こせない。

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