【J1展望】名古屋×浦和|粘り増す名古屋5バックの“あの弱点”を、浦和の李&武藤が攻略できるか?

2016年08月12日 サッカーダイジェスト編集部

名古屋――前線3枚でのカウンターを狙う。

故障者/名古屋=田鍋、田口、扇原、ハ・デソン、グスタボ 浦和=平川
出場停止/名古屋=なし 浦和=なし

J1リーグ・2ndステージ8節
名古屋グランパス–浦和レッズ
8月13日(土)/18:00/豊田スタジアム
 
名古屋グランパス
2ndステージ成績(7節終了時):18位 勝点2 0勝2分5敗 1得点・12失点
年間成績(24試合終了時):16位 勝点19 4勝7分13敗 25得点・41失点
 
【最新チーム事情】
●前節の広島戦では2試合続けて5-4-1を採用。0-2で敗れたが、今節もシステムを変えずに浦和へミラーゲームを仕掛ける見込み。
●今週のトレーニングでは前線の3人で攻め切る形を確認。左膝の負傷から戦列復帰した田口は中盤2列目で先発か。
 
【担当記者の視点】
 前々節の横浜戦で導入した5-4-1を前節の広島戦でも採用。0-2で敗れたが、今節も広島と同じ3-4-2-1を敷く浦和を相手に、ミラーゲームを仕掛ける予定だ。
 
 第1ステージの対戦では、真っ向勝負を挑んで1-4と返り討ちに遭った。残留争いを戦う現状では、守備を固めて勝点獲得のチャンスを窺う。
 
 今週のトレーニングでは前線の3人で素早く攻め切る形を確認した。永井を頂点に、2列目に和泉と戦列復帰した田口が入る見込みで、永井のスピードを活かしたカウンターで活路を見出したい。
 
 ただ、手数をかけずに攻めるためには、やはり守備陣の踏ん張りが必要だ。広島戦のように開始数分での失点は絶対に避けたい。
 

次ページ浦和--永井のスピード対策が鍵。3連勝を果たし、次週の“首位決戦”川崎戦に臨みたい。

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