イトー! イトー! イトー!
「つま先でチョンと触っただけ」。伊東の絶妙フィニッシュに現地も大盛り上がりだった。写真:PsnewZ/アフロ」
3年ぶりにヘンクに復帰した伊東純也のゴールに観衆が酔いしれた。
8月28日、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ、レフ・ポズナン(ポーランド)との第2レグ、31分に伊東が先制ゴールを決めると、スタジアムアナウンサーが「ジュンヤ!」、サポーターが「イトー」と延々と掛け合いを続け、それがいったん静まった後も、興奮したゴール裏のサポーターは「イトー! イトー!」と叫ぶのを止めなかった。
「やられすぎると、ちょっと恥ずかしいですけれど(笑)。それだけの期待があるということで、応えられるように頑張りたいです」
試合はポズナンが2-1で勝ったが、2試合合計6-3でヘンクがELリーグフェーズに進出した。
MFサトルベルガーからのパスをペナルティエリア内右側で受けた伊東は、ターンしてゴールに向かうと、冷静に右足アウトフロントでシュートをゴール左隅に流し込んだように思えた。しかし本人は「いや、つま先でチョンと触っただけです」と明かす。
「(DFとの間合いが)ギリギリだったので、空いているところに転がしただけです。ちょっとタッチが長くなっちゃったので、うまく逆に良い感じのところに行きました。触れたんで良かったです。
(ヘンク復帰後ホームでの)最初の試合で決めれたのは、やっぱりデカい。結果を残さないと難しくなってくると思う。年齢も年齢ですし、結果で示していかないといけないと思ってます」
8月28日、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ、レフ・ポズナン(ポーランド)との第2レグ、31分に伊東が先制ゴールを決めると、スタジアムアナウンサーが「ジュンヤ!」、サポーターが「イトー」と延々と掛け合いを続け、それがいったん静まった後も、興奮したゴール裏のサポーターは「イトー! イトー!」と叫ぶのを止めなかった。
「やられすぎると、ちょっと恥ずかしいですけれど(笑)。それだけの期待があるということで、応えられるように頑張りたいです」
試合はポズナンが2-1で勝ったが、2試合合計6-3でヘンクがELリーグフェーズに進出した。
MFサトルベルガーからのパスをペナルティエリア内右側で受けた伊東は、ターンしてゴールに向かうと、冷静に右足アウトフロントでシュートをゴール左隅に流し込んだように思えた。しかし本人は「いや、つま先でチョンと触っただけです」と明かす。
「(DFとの間合いが)ギリギリだったので、空いているところに転がしただけです。ちょっとタッチが長くなっちゃったので、うまく逆に良い感じのところに行きました。触れたんで良かったです。
(ヘンク復帰後ホームでの)最初の試合で決めれたのは、やっぱりデカい。結果を残さないと難しくなってくると思う。年齢も年齢ですし、結果で示していかないといけないと思ってます」
ゴールセレブレーションでは、両手を使って10番の背番号を誇らしげに示した。2019年2月、ヘンクに移籍した時の背番号は右ウインガーらしく7だった。3年半を過ごしたこのチームをベルギーリーグやカップ戦で優勝に導き、29ゴール・49アシストという立派な数字を残したうえ、爆発的なスピードと年ごとに磨かれていったテクニック、相手を混乱に陥れるプレッシングなど、記憶にも残るプレーヤーとして多くの人に愛された。
スタッド・ドゥ・ランスに移籍した後も、23年9月には日本代表の一員としてセゲカ・アレーナに凱旋し、血気迫るドリブルからPKを奪い、自らそれを決める千両役者ぶりで地元ファンから喝采を浴びた――そんなレジェンドの帰還にクラブが用意したのが"10"だった。
いくつかの選択肢があったなか、古巣復帰を決めた背景を伊東が語る。
「いろんなことを考えて決めました。ヘンクが30歳代の選手を完全で獲ったことがないと言っていたので、そこまで本当に欲しているのであればと思った。(表情を緩ませながら)ディミドリ(・デ・コンデ/GM)が毎日のようにメッセージをくれました。いろいろ選択肢があるなかで、一番良いと思って決めました」
アカデミー出身の選手や、スカウトした若い選手を育てて売るのがヘンクの基本姿勢。だから26歳の誕生日を1か月後に控えた伊東を獲得した時点で「この歳の選手を獲るのはヘンクにしては珍しいこと」と言われていた。
今回のポズナン戦ではDFのスメッツ(21歳)、コンゴロ(19歳)、メディナ(20歳)、MFのカレツァス(17歳)、サトルベルガー(21歳)、FWのアデデジ・ステルンベルグ(20歳)と20歳前後の未完の大器が先発としてピッチに立った。こういう事実を淡々と並べるだけでも、26歳で入団し、32歳で帰還した伊東に対するクラブの評価がストレートに伝わってくる。
スタッド・ドゥ・ランスに移籍した後も、23年9月には日本代表の一員としてセゲカ・アレーナに凱旋し、血気迫るドリブルからPKを奪い、自らそれを決める千両役者ぶりで地元ファンから喝采を浴びた――そんなレジェンドの帰還にクラブが用意したのが"10"だった。
いくつかの選択肢があったなか、古巣復帰を決めた背景を伊東が語る。
「いろんなことを考えて決めました。ヘンクが30歳代の選手を完全で獲ったことがないと言っていたので、そこまで本当に欲しているのであればと思った。(表情を緩ませながら)ディミドリ(・デ・コンデ/GM)が毎日のようにメッセージをくれました。いろいろ選択肢があるなかで、一番良いと思って決めました」
アカデミー出身の選手や、スカウトした若い選手を育てて売るのがヘンクの基本姿勢。だから26歳の誕生日を1か月後に控えた伊東を獲得した時点で「この歳の選手を獲るのはヘンクにしては珍しいこと」と言われていた。
今回のポズナン戦ではDFのスメッツ(21歳)、コンゴロ(19歳)、メディナ(20歳)、MFのカレツァス(17歳)、サトルベルガー(21歳)、FWのアデデジ・ステルンベルグ(20歳)と20歳前後の未完の大器が先発としてピッチに立った。こういう事実を淡々と並べるだけでも、26歳で入団し、32歳で帰還した伊東に対するクラブの評価がストレートに伝わってくる。