【J1採点&寸評】鳥栖×鹿島|豊田と吉田が採点『7』。決勝点のエースをMOMに

2016年07月31日 荒木英喜

鳥栖――左SBの吉田がMOMに匹敵する働き。

【警告】鳥栖=キム・ミヌ(30分)、谷口(34分)、林(74分) 鹿島=ブエノ(50分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】豊田陽平(鳥栖)

【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
試合開始から鹿島に主導権を握られる苦しい展開だったが、少ないチャンスをゴールにつなげ、守備にも貢献した豊田をMOMに。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6

ハイバールへの判断ミスなどあったが、73分に決定的だった土居のヘディンシュートを値千金のビッグセーブ。
 
DF
8 藤田優人 6

攻撃ではクロスの精度が低く貢献度は低かったが、37分に2度のシュートブロックなど守備で存在感を示した。

5 キム・ミンヒョク 6.5
攻められる時間帯が長かったなか、高い集中力で裏のスペースをケアし、1対1でも力を発揮した。

29 谷口博之 6
85分に中村を止めたシーンは彼の読みが光り、他にも身体を張って守る。前半にセットプレーの流れからヘディングシュートでゴールを狙った。
 
23 吉田 豊 7
マークを外して危ないところをカバーし、後半は1対1で無双状態。結果的にクロスからゴールにつなげ、MOM級の働きを見せた。

MF
10 キム・ミヌ 6.5

37分に見せたゴールライン上でのクリアは見事。鹿島の揺さぶりに対してもスライドを繰り返して守備に貢献。
 
14 高橋義希 6.5
中央をしっかりと閉じる守備を続け、カウンター時には脅威のスタミナとスプリント力でチャンスを広げた。

30 福田晃斗 6(79分OUT)
中盤でドリブルを仕掛けてきた相手からボール奪取を繰り返す。ただ、前の選手との呼吸があわず、パスに困ることも。

24 鎌田大地 6(72分OUT)
ヘディンシュートをクロスバーに当ててしまい、ヒーローになり損ねた。観客も驚くパスもあったが点にはつながらず。

次ページ鳥栖――豊田は空中戦でも抜群の存在感を発揮。

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