加入当初はBチーム行きが濃厚と報じられたが…
神戸戦でバルサデビューを飾ったバルドグジ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
7月27日にノエビアスタジアム神戸で開催されたチャリティーマッチで、ラ・リーガ王者のバルセロナとJリーグ王者のヴィッセル神戸が対戦。バルサが3-1で勝利した。
バルサにとってプレシーズン最初の試合となったこの一戦では、今夏の新戦力たちも早速デビュー。その中で目覚ましい活躍を見せたのが、コペンハーゲンから250万ユーロ(約4億1250万円)で獲得した19歳のFWルーニー・バルドグジだ。
後半開始からラミネ・ヤマルに代わって右ウイングに入ったバルドグジは、スター軍団の中でも臆することなく、カットインから左足でミドルを放つなど積極的なプレーを披露。すると1-1で迎えた77分、ロベルト・レバンドフスキの横パスに左足をダイレクトで振り抜き、決勝点を決めてみせた。
バルサにとってプレシーズン最初の試合となったこの一戦では、今夏の新戦力たちも早速デビュー。その中で目覚ましい活躍を見せたのが、コペンハーゲンから250万ユーロ(約4億1250万円)で獲得した19歳のFWルーニー・バルドグジだ。
後半開始からラミネ・ヤマルに代わって右ウイングに入ったバルドグジは、スター軍団の中でも臆することなく、カットインから左足でミドルを放つなど積極的なプレーを披露。すると1-1で迎えた77分、ロベルト・レバンドフスキの横パスに左足をダイレクトで振り抜き、決勝点を決めてみせた。
得点シーン以外でも、正確なポストプレーでダニ・オルモとのワンツーを成功させるなど、コンビネーションプレーでも存在感を発揮。思えばバルドグジの加入が決まった際、現地メディアはトップチームではなく、Bチームでプレーする可能性が高いと報じていた。
その点についてハンジ・フリック監督は試合後、「どの選手にもチャンスがある。それを掴めるかどうかは本人次第」と、バルドグジをトップチームでプレーさせるかどうかについての明言は避けた。
それでも神戸戦では、昨シーズン膝の大怪我で1年の大半を棒に振ったとは思えないほどのパフォーマンスを見せてくれた。バルサの右ウイングはヤマルに依存する傾向が強く、計算できる控えが不在という不安要素がある。
バルドグジが台頭すれば前線の厚みが増し、ラ・リーガやチャンピオンズリーグなど複数のタイトルを狙っていくうえで大きなプラスになることは間違いない。バルサにまたひとり、新たなスター候補が現われた。
取材・文●尾池史也(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
その点についてハンジ・フリック監督は試合後、「どの選手にもチャンスがある。それを掴めるかどうかは本人次第」と、バルドグジをトップチームでプレーさせるかどうかについての明言は避けた。
それでも神戸戦では、昨シーズン膝の大怪我で1年の大半を棒に振ったとは思えないほどのパフォーマンスを見せてくれた。バルサの右ウイングはヤマルに依存する傾向が強く、計算できる控えが不在という不安要素がある。
バルドグジが台頭すれば前線の厚みが増し、ラ・リーガやチャンピオンズリーグなど複数のタイトルを狙っていくうえで大きなプラスになることは間違いない。バルサにまたひとり、新たなスター候補が現われた。
取材・文●尾池史也(ワールドサッカーダイジェスト編集部)