伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオを擁するフランス２部のスタッド・ドゥ・ランスは７月27日、日本ツアーの初戦で、モンテディオ山形とNDソフトスタジアム山形で相まみえる。

　26日の前日練習の前に、関根が囲み取材に対応。去就に言及した。

　チームがまさかの２部降格となったなか、「このチームでやる覚悟がはっきりと固まっているか？」と質問を受けた22歳は、次のように答えた。

「まあ、そうですね。100パーセント断言できるかと言われたらわからないですけど、ここでやる覚悟はあります。ワールドカップイヤーでもありますし、２部に落ちて、もちろん苦しい状況ではありますけど、ワールドカップは小さい頃からの夢だったし、そこを目指してやっていきたいと思っている。環境とかは関係なく、結果を残すことで代表につながってくると思う」
 

　今冬に柏レイソルから加入したDFは、「チームとしては一部に上がることが一番のミッションだと思うので、そこに貢献できるように。まずは自分がまずプレーシーズンでアピールして、スタメンで出続けて、試合に出て、結果を残すということを意識して、この１年やっていきたいなと思います」と、言葉を続けた。

　ワールドカップのメンバー入りが濃厚な伊東、有力な中村とは異なり、関根は序列をひっくり返す立場にある。そう考えれば、やはりフランス２部という環境はハンデになるかもしれない。

　夢を叶えるには、圧倒的な結果を残すしかない。まずは日本ツアーでアピールし、ポジションを掴み取りたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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