「そういう流れでゲームが動く経験をしてきた」
東京V戦でリーグ5連勝に導いた黒田監督。 写真:鈴木颯太朗
高校サッカーをある意味支配してきた"名称"らしい発言だった。
2025年7月20日、FC町田ゼルビアが東京ヴェルディを1−0で下した東京クラシック。勝負の分かれ目は53分だった。西村拓真が綱島悠斗との空中戦の競り合いで頭部を強打し、その7分後に脳震盪で途中交代。すると、数分後の63分、町田はロングスローから菊池流帆の右足ボレーで先制点を決めたのだ。
プレー再開後の時間帯は"危険"。集中が途切れやすく、失点しやすい。逆に言えばチャンスでもある。町田の黒田剛監督は言う。
「飲水タイムを含め、ゲームが途切れた直後は得点も失点もしやすいです。それを選手たちに伝えましたし、私自身も高校サッカーでやっていた時にそういう流れでゲームが動く経験をしてきました」
2025年7月20日、FC町田ゼルビアが東京ヴェルディを1−0で下した東京クラシック。勝負の分かれ目は53分だった。西村拓真が綱島悠斗との空中戦の競り合いで頭部を強打し、その7分後に脳震盪で途中交代。すると、数分後の63分、町田はロングスローから菊池流帆の右足ボレーで先制点を決めたのだ。
プレー再開後の時間帯は"危険"。集中が途切れやすく、失点しやすい。逆に言えばチャンスでもある。町田の黒田剛監督は言う。
「飲水タイムを含め、ゲームが途切れた直後は得点も失点もしやすいです。それを選手たちに伝えましたし、私自身も高校サッカーでやっていた時にそういう流れでゲームが動く経験をしてきました」
青森山田高での経験がプロの世界に入ってからも生きている。
「スキを突いていく、切れたタイミングで相手の足が止まったときや集中力が切れたときに一気に呑み込んでいくのは、私の中でのゲームプランとして持っていました。1点を取れた場面もそういった形でしたし、勝負勘といいますか、勝負の際を制すことを選手たちがまっとうしてくれました」
全体的に押し込まれても失点せず、ここぞの場面でゴールを掠め取る。青森山田仕込みの勝負勘がJで炸裂した、黒田監督の手腕が光った勝利だった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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