久保建英が擁するレアル・ソシエダは７月21日、日本ツアーの初戦で、J２のV・ファーレン長崎と長崎ピーススタジアムで対戦する。

　20日に行なわれた前日練習の前に、ソシエダのセルヒオ・フランシスコ新監督が取材に対応。新体制が始動して２週間が経つなか、日本ツアーについてこうコメントした。

「今週で３週目になるが、日本という大好きな国で、プレシーズン３週目を過ごすことができて、大変うれしい。ここでチームとして、しっかりと準備をして、トレーニングをして、レベルアップを図っていければと思う」
 

　この日本ツアーからの合流となったため、この日にチームに加わった久保については、「バケーション中も、メッセージで、『元気だよ』『状態はいいよ』というようなやり取りをしていた」と明かした。

「チームのほうは少し早くプレシーズンが始まっていたが、日本にいたままジャパンツアーに合流できた方がいいということで、この形を取らせてもらった。いいコミュニケーションが取れていると思う」

　いわば主軸として"特権"を与えた24歳に期待していることを尋ねると、ソシエダBから昇格した指揮官は、「言葉で表現する必要もないぐらい、クボには期待しているというか、力を発揮してくれる選手だと思っている。彼には非常に期待している」と語った。

　その言葉からは、日本代表MFへの期待と信頼が感じられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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