「勝ちたかった」
香川が勝ち切れなかった悔しさを露わにした。(C)SOCCER DIGEST
[J1第24節]湘南 3-3 C大阪/7月19日/レモンガススタジアム平塚
2度のリードを守り切れず、勝点1を分け合う悔しい結果に終わった一戦で、トップ下として攻撃のタクトを振るった香川真司は、試合で見えた確かな手応えと、勝利のために乗り越えるべき課題を冷静な口調で語った。
試合後、香川は開口一番「勝ちたかった」と悔しさを滲ませた。2度にわたってリードを奪う展開だっただけに、勝利を掴みきれなかったことへの本音がこぼれる。
それでも、「もちろん負けなかったところもプラスに捉えながら、でも勝ちきれなかったことに対してどれだけチームとして向き合えるかのほうが、もっと重要かなと思います」と続け、この引き分けを次への糧にする重要性を強調した。
この日、トップ下の位置で先発した香川自身、前半は難しい戦いを強いられた。序盤こそ良い入りを見せたものの、「前半は非常に、20分以降は苦しい流れで、相手のビルドアップも含めて、しっかりと統率が取れていたのでね。やりたいこと含めてやっぱり相手が前半の20分以降は上回ってきた」と、相手に主導権を握られた時間帯があったことを正直に認める。個人的な感触としても「前半はトップ下でなかなかボールを良い位置で受けられなかった」と振り返り、今後の戦い方における修正点を見据えた。
2度のリードを守り切れず、勝点1を分け合う悔しい結果に終わった一戦で、トップ下として攻撃のタクトを振るった香川真司は、試合で見えた確かな手応えと、勝利のために乗り越えるべき課題を冷静な口調で語った。
試合後、香川は開口一番「勝ちたかった」と悔しさを滲ませた。2度にわたってリードを奪う展開だっただけに、勝利を掴みきれなかったことへの本音がこぼれる。
それでも、「もちろん負けなかったところもプラスに捉えながら、でも勝ちきれなかったことに対してどれだけチームとして向き合えるかのほうが、もっと重要かなと思います」と続け、この引き分けを次への糧にする重要性を強調した。
この日、トップ下の位置で先発した香川自身、前半は難しい戦いを強いられた。序盤こそ良い入りを見せたものの、「前半は非常に、20分以降は苦しい流れで、相手のビルドアップも含めて、しっかりと統率が取れていたのでね。やりたいこと含めてやっぱり相手が前半の20分以降は上回ってきた」と、相手に主導権を握られた時間帯があったことを正直に認める。個人的な感触としても「前半はトップ下でなかなかボールを良い位置で受けられなかった」と振り返り、今後の戦い方における修正点を見据えた。
それでも、後半にチームが盛り返した点には確かな収穫があった。特に、前線で結果を出し続ける外国籍選手の存在を「やっぱり前のブラジル人はしっかりと数字を残してますし、それはチームのストロング」と評価。チアゴ・アンドラーデの力強いスプリントから生まれた3点目の場面を例に挙げ、「彼のスプリント能力が活きたゴールだったと思う」と、個の力がチームを救ったことを称賛した。
しかし、勝ち切るためには個の力だけに頼るわけにはいかない。香川はチーム全体で戦うためのメンタリティの重要性を説く。
「勝ち切れる試合だった。どう勝ち切るかは本当に一人ひとりのメンタリティでしょうし、そういうところはやっぱり、まだまだだなと思います」
特に守備面では、プレスが機能しない苦しい時間帯にどう耐えるかが鍵だと指摘する。
「プレスがはまらないシチュエーションは絶対にある。プレスがはまらないことへのストレスよりも、やっぱり後ろのやつらにそこの責任、プライドを持ってやってほしいし、個々がそういう意識を持ってやっていくべき」
最終ラインの選手たちに強い覚悟を要求。それは前線の選手も同じプライドを持って戦っているからこその言葉であり、チーム全体で高い基準を共有していく必要性を訴えかけていた。
このドローから得た課題を乗り越えた時、チームはさらに一回り大きくなるはずだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
【動画】絶妙すぎるスルーパス! 香川真司が3点目をお膳立て!
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しかし、勝ち切るためには個の力だけに頼るわけにはいかない。香川はチーム全体で戦うためのメンタリティの重要性を説く。
「勝ち切れる試合だった。どう勝ち切るかは本当に一人ひとりのメンタリティでしょうし、そういうところはやっぱり、まだまだだなと思います」
特に守備面では、プレスが機能しない苦しい時間帯にどう耐えるかが鍵だと指摘する。
「プレスがはまらないシチュエーションは絶対にある。プレスがはまらないことへのストレスよりも、やっぱり後ろのやつらにそこの責任、プライドを持ってやってほしいし、個々がそういう意識を持ってやっていくべき」
最終ラインの選手たちに強い覚悟を要求。それは前線の選手も同じプライドを持って戦っているからこその言葉であり、チーム全体で高い基準を共有していく必要性を訴えかけていた。
このドローから得た課題を乗り越えた時、チームはさらに一回り大きくなるはずだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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