香川にさらなるライバル到来! 指揮官は教え子シュールレを絶賛

2016年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

ギンターについて「今後もドルトムントの選手であり続ける」。

定位置争いはさらに激化。香川(写真)も厳しいチーム内の戦いに身を置くことになる。なおシュールレ獲得について、3千万ユーロという移籍金は「高すぎる」との声も少なくない……。 (C) Getty Images

 7月22日、インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)の中国ラウンドが開幕。ドルトムントは初戦で、マンチェスター・ユナイテッドを4-1の大差で下した。
 
 カストロの2点、オーバメヤンのPK、そして新戦力デンベレの見事なドリブルシュートで勝利を飾ったドルトムントのトゥヘル監督は、しかし「結果は重要ではなく、喜んでばかりもいられない」と語る。
 
「(ブンデスリーガ)開幕まで5週間というところで、まだまだやるべきことが山とある。我々はさらに、チームとして改善していかなければならないし、それだけのポテンシャルがあるはずだ」と気を引き締めた。
 
 さてドルトムントといえば、ゲッツェに続き、22日にはシュールレをヴォルフスブルクから獲得したことを発表した。
 
 かつてマインツでともに戦ったことがあるドイツ代表のアタッカーを、トゥヘル監督は「早急に攻撃選手を補強する必要があったが、素晴らしいクオリティーを持つ選手を獲得できた。彼は優れた攻撃力を持つだけでなく、チームのために戦える選手だ」と絶賛している。
 
 一方、ミドルスブラへの移籍が破談となったスボティッチについては「残留することを残念には思っていない。彼はミドルスブラ移籍を望んだが、(肋骨付近の)手術が必要となり、希望は叶わなかった。我々は今後も、彼をサポートするつもりだ」と語った。
 
 最後に、ギンターにアーセナル行きの噂が流れていることに対しては、「ドイツのクラブも、イングランドのクラブも、彼と契約したがっている。しかし、彼はドルトムントの選手であり、今後もそうであり続けるだろう」と、放出を望まないことを明かしている。
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